バーベキュで飲酒　川に入り溺れる事故: 夾竹桃日記

2024年05月05日

バーベキュで飲酒　川に入り溺れる事故

いかにも連休中らしい事故です。河原でバーベキューをしながら飲酒していた男性が川に入って泳ぎ始め、そのまま行方不明になったと報道されています。飲酒の後に泳ぐのは危険なのですが、それが理解できないのでしょう。一緒にバーベキューをしていた友人らも、「危ないから泳ぐな」と静止しなかったのか？

4日、茨城県日立市の河川敷で、バーベキューをしていた男性が、川に泳ぎに行ったまま行方不明となっていて、5日も消防などによる捜索が行われています。

警察などによりますと、行方が分からなくなっているのは日立市に住む25歳の男性会社員です。

男性は4日、日立市の久慈川の河川敷で、友人らと飲酒しながらバーベキューをしていましたが、午後4時ごろに1人で川に泳ぎに行ったまま行方が分からなくなったということです。

男性は上半身裸でジーンズ姿だったということで、水に入ったとみられる場所は遊泳禁止でした。

消防や警察などは5日も午前4時半ごろから、ヘリなどを出して男性の捜索にあたっています。

（日テレNEWSの記事から引用）

行方不明になった男性は２５歳だそうです。２５歳になっても、「飲酒後、泳ぐのは危険」だと理解できていないのに驚きます

不幸な事故ではありますが、防げた事故です

親御さんは川で溺れて命を落とすため、この男性を育てたはずもないのであり、もっと自分の命を大切にしなければなりません

「遠足は家に帰るまで遠足です」と言われるように、「バーベキューも家に無事帰り着くまで」が大事です

全国各地の海や川で溺れ、死亡する事故が起きており、楽しいはずの連休がお通夜と葬儀に一変してしまった家もあります

警察の統計によれば令和元年以降、毎年７００人以上の方が水難事故で死亡しています。その多くが、もう少し注意を払っていれば防げた事故なのでしょう

以前にも取り上げた、神奈川県玄倉川での水難事故の動画を貼っておきます。お盆休みの時期、警告を無視して川の中洲でキャンプをしていたグループが増水した川に飲まれ、こどもを含む１３人が死亡した事故です。川の増水で中洲はあっという間に水没し、流れ（水圧）のため対岸に避難することもできず次々と飲まれてしまいました。「危険」を無視したレジャーが阿鼻叫喚の修羅場へと変貌した事故です

【玄倉川水難事故】１９９９年８月