バトントワリング指導者 淫行事件の裏側
日本のバトントワリング競技のエースとして活躍し、その後は指導者に転じていた小城桂馬容疑者は、所属チームの選手であった高校生への淫行を繰り返した容疑で逮捕されています
前回、当ブログで取り上げたように被害者側は幾度もバトントワリング協会に申し入れをし、小城容疑者によるセクシャルハラスメント被害を訴えたものの、協会理事長はまったく取り合おうとしませんでした。その後、被害者側が警察に被害届を出したため刑事事件となり、小城容疑者が逮捕されたという経緯です
なお、本件の被害者だけでなく、複数名の選手に小城容疑者が淫行を繰り返していた疑いがあり、警察がどこまで立件するか注目されます
男子選手を数年間指導していたという小城容疑者。LINEで「泊まりに来い」などと自宅に来るよう複数回連絡していて、男子選手は当初は断ったものの、しつこく誘われたため自宅に行ったところ被害に遭ったという。
■容疑者は「“神様的”な扱い。だから何も言えない」
関西テレビは、小城容疑者を知る関係者に話を聞くことができた。
小城容疑者を知る関係者:(小城容疑者は)世界でも有名な選手で、指導や振付をした団体は全国でも優秀な成績。どこか“神様的”な扱い。だから何も言えないし、被害者の子も断れないのはリンクしてくる。
関西テレビが入手した「日本バトン協会」が設置した外部調査委員会の報告書によると、小城容疑者は去年2月から3月にかけて指導者としての優越的地位に乗じて、重大なセクシュアルハラスメントを3回行ったと認定された。
また報告書では、認定に至るまでに、被害者をさらに傷付けた協会の対応も明らかにしている。前理事長は当初、男子選手から聞き取りをせず、小城容疑者と男子選手との「同意の上での事案だった」などとして、協会内で情報共有を行なっていなかった。
協会の新しい理事長は…
日本バトン協会 内田圭子理事長:(前理事長が)独断で本件に対応し、最後まで協会全体の問題とせず、もみ消しを図ったと言われてもいたし方ない行動があった。今回の事案は初動が伴っていなかった。被害者様を本当に傷つけてしまった。
さらに関係者によると、小城容疑者が他にも複数の男子選手にわいせつな行為をしたとみられることが分かった。
小城容疑者を知る関係者:『僕もやられそうになった』とか、そういう話は聞こえてくる。でも、チームの責任者が、圧をかける感じで誰も口に出せない。被害者の子には復帰してもらいたいので、バトン協会も責任を取ってほしい。
日本バトン協会は、小城容疑者を永久追放にするとし、前理事長とチームの責任者を会員資格停止の処分とし、「再発防止に努める」としている。
(以下、略。関西テレビの記事から引用)
バトントワリングチーム『GENESIS』の責任者である稲垣正司は被害少年と小城桂馬容疑者が交際しており、痴情のもつれだと周囲に言い触らしており、当時の日本バトントワリング協会会長も稲垣の言い分をそのまま鵜呑みにし、小城容疑者をかばっていたものと推測されます
前回取り上げたFLASHの記事では、協会から会員資格停止処分を受けたはずの稲垣正司がいまだに『GENESIS』で選手を指導している受け取れる記述がありました。会員資格停止処分が無視されているのでは?
被害者側としては負担になるのでしょうが、小城容疑者のみならずバトントワリング協会やチーム『GENESIS』を相手取り、損害賠償請求の訴訟を起こし、民事上の責任も問うべきでしょう。そうしないと逃げ得を許す結果になってしまい、バトントワリング界の歪な人間関係が変わらないのではないか、と思われます(本来はバトントワリング協会が組織、会員の不正を正し、健全で円滑な運営ができるよう努める責任があります)
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