気仙沼市元職員 児童へのわいせつで8回目逮捕

気仙沼市の元会計年度任用職員(単年度の臨時雇用)として保育所などに勤務していた小野寺朱生被告(23歳)は、10歳未満のこどもに対する性的暴行や児童ポルノ製造の罪で起訴され、初公判がすでに開かれています。起訴内容を否認し、争う構えを示していましたが余罪が次々と発覚したため再逮捕が繰り返され、公判は先延ばしになったままです


これまで複数の女の子にわいせつな行為をしたなどとして逮捕・起訴されている気仙沼市の元保育士の男が、2022年も10歳未満の女の子に性的暴行を加えようとしていたことがわかり再逮捕されました。逮捕は8回目です。
強制性交等未遂などの疑いで再逮捕されたのは、気仙沼市立の保育所に勤務していた元保育士小野寺朱生容疑者(23)です。
警察によりますと、小野寺容疑者は2022年10月、10歳未満の女の子に対し性的暴行を加えようとしたうえスマートフォンで撮影し児童ポルノを製造した疑いが持たれています。小野寺容疑者と女の子には面識があったということです。警察が、押収した小野寺容疑者のスマートフォン中に女の子を撮影したデータがあり、今回の犯行が発覚しました。警察は、被害者の保護を理由に小野寺容疑者の認否を明らかにしていません。
小野寺容疑者は、これまで7回逮捕・起訴されていてこれが8回目の逮捕です。警察が余罪について引き続き調べています。
(東北放送の記事から引用)


記事では「10歳未満の」と書かれていますが、小野寺被告が保育所に勤務していた経緯を考えると、被害にあったこどもたちは6歳から7歳くらいではないのか(それ以下、という可能性もあります)と推測されます
まさに鬼畜の犯行です
犯行の態様から言えるのは、小野寺被告は小児性愛者として己の欲望を満たすため保育士資格を取得し、保育所に入り込み犯行を繰り返したのであり、極めて周到な計画に基づいた行動、ということです。つまり無自覚ではあり得ず、最初から幼いこどもたちを狙っていたと考える必要があります
先日取り上げた学習塾「四谷大塚」の盗撮事件では、性依存症治療のため認知行動療法を受ける、との約束により執行猶予付きの判決が出ていました。犯人が高校生時に幼い子供を強姦し、少年院送致になったという事実があるにもかかわらず、です。治療可能なのかどうかはともかく、認知行動療法を受けると表明すれば執行猶予付き判決にする…といった悪しき前例にしてもらいたくないものです
小野寺被告の場合、初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張しています。つまり反省もなく、後悔もなく、被害者に対する謝罪の意図もないのですから、例え今後の公判で「性依存症の治療を受ける」と表明したところで信じる気にはなれません。判決さえ軽くなるならどのような嘘でもつく人物、と判断すべきでしょう
今回が通算で8度目の逮捕ですから、被害者は8人以上と思われます。このような性犯罪者にはまず厳しい刑罰を科し、治療はその後からでしょう

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