東海村役場に車で突っ込んだ男 起訴

2023年12月、益子泰被告は車を運転して東海村役場と日立市役所の敷地内に侵入し、東海村役場では庁舎出入り口の自動ドアを破損させ、日立市役所ではイベント参加者ら3人に車をぶつけて怪我を負わせ逮捕されていました
水戸地検は鑑定留置後、刑事責任能力に問題がないとして益子被告を起訴しています
東海村で1999年3月に起きた核燃料事故(住友金属鉱山の子会社工場で核燃料製造中、従業員が誤って核反応を引き起こす事故を起こし、多数の被爆者を出した)で、益子被告も被爆したため体調不良に陥ったと主張したものの、東海村役場では相手にされなかったのを恨み、車で突っ込んだとされます。


去年12月、茨城県日立市役所前の広場や東海村役場に相次いで車が突っ込んだ事件で、水戸地方検察庁は29日参加者を殺害しようとイベントに車で突っ込み、3人にけがを負わせたなどとして乗用車を運転していた54歳の容疑者を殺人未遂などの罪で起訴しました。
起訴されたのは日立市久慈町の益子泰被告(54)です。
起訴状によりますと、被告は、去年12月日立市役所の前の広場でイベントの参加者を殺害しようと車で突っ込み、3人をはねるなどして重軽傷を負わせたとして、殺人未遂の罪などにまた、東海村役場に車で突っ込んで自動ドアなどを損壊したとして建造物損壊の罪などに問われています。
水戸地方検察庁は被告の刑事責任能力を調べる「鑑定留置」をして、精神鑑定を行ってきましたが刑事責任を問えると判断しました。
検察は、被告の認否を明らかにしていません。
(NHKの記事から引用)


別の報道では、益子泰被告は事件前に家庭内暴力を繰り返し、妻から慰謝料を請求されていのだそうです。近くに住む70代母親から支援は得られず、母親と面識のある福祉関係者にも「(金を出すよう)母を説得してくれ」などと頼んだが、断られたという話です
益子被告は健康診断の結果を記された紙を持ち歩き、近所の人たちに見せて「核燃料事故の影響で体調が悪い」と主張していたとも報じられています。が、本当に当時の事故の影響で被爆したのか、裁判で明らかにされるはずです
就労しない言い訳として、核燃料事故を持ち出し、無職のままぶらぶらしていたのではないか、との見方もできます
ヤケクソになって車を暴走させ、関係のない人を巻き込む事件が時折起こります。車は凶器となるわけで、殺人未遂に問うのは当然でしょう
東海村核燃料事故では600人以上が被爆したものと認定を受け、住友金属鉱山は事故関連の補償に150億円を支出しています。人的被害だけでなく、農産物が出荷できないなどの経済被害が生じたためです
益子被告も補償金が欲しくて仕方がなかったのでしょうか?

(関連記事)
東海村役場に車で突入 1200万円の賠償請求
三春町ひき逃げ殺人 盛藤被告の勝手な言い分
三春町ひき逃げ殺人 死刑判決
三春町ひき逃げ殺人 死刑を求刑
146キロ暴走事故でも「危険運転ではない」と控訴審判決
飲酒、146キロ暴走でも「危険運転ではない」と判決
名古屋駅前暴走事件を考える3 懲役12年の先は
名古屋駅前暴走事件を考える2 犯人はアスペルガー症候群
名古屋駅前暴走事件を考える1 秋葉原事件と比較
秋葉原17人殺傷事件を考える22 死刑執行
秋葉原17人殺傷事件を考える19 加藤智大の手記「解」
秋葉原17人殺傷事件を考える18 控訴審で死刑判決
無差別殺人犯は何事も他人のせいにするのか?