「薬屋のひとりごと」漫画家が巨額脱税

人気アニメ「薬屋のひとりごと」は元々、日向夏によるライトノベルです。これがマンガやアニメへとメディアミックスを展開し、人気を博しているのですが、コミカライズを担当した漫画家「ねこクラゲ」こと池田恵梨香が脱税で摘発されたと報じられています
3年分、2億6千万円の所得を申告せず、4700万円を脱税していたとか
詳細は明らかではありませんが、無申告加算分も含めて納税したと記事には書かれており、3年分の所得を申告しないというのはちょっと考えられません


人気漫画の作画も手がける福岡市の漫画家が、3年分の所得を申告せずおよそ4700万円を脱税したとして、福岡国税局から所得税法違反の疑いで告発されました。
告発されたのは福岡市南区に住む漫画家、池田恵理香氏(36)です。
福岡国税局によりますと漫画の作画収入などで得た2021年分までの3年分のおよそ2億6000万円の所得について税務申告を行わず所得税およそ4700万円を脱税した疑いがあるということです。
国税局は、ことし2月、所得税法違反の疑いで福岡地方検察庁に告発しました。
ホームページなどによりますと、池田氏は「ねこクラゲ」のペンネームで活動し、人気漫画の「薬屋のひとりごと」の作画を担当しているということです。
また、関係者によりますと調査に対し申告の義務は把握していたとしたうえで「連載が忙しくなって税理士と話す暇がなかった」などと話していたということです。
池田氏のものとみられるSNSでは
「ねこクラゲ」の名前とともに発信されている、池田氏のものとみられるSNSには、確定申告を怠っていたことや税務署からの指摘を受けて無申告加算税などを含めてすでに納税したことを明らかにしたうえで「私の不勉強が招いた結果は全て受け止めます。応援してくださっている皆様に対して申し訳ない気持ちで一杯です」などというコメントが掲載されています。
(NHKの記事から引用)


漫画家と聞くと、「労力の割に原稿料が安くて儲からない職業」とのイメージがあるものの、1発ヒットを飛ばすととんでもなく儲かるものなのだな、と思います。3年で2億6千万円の収入になるのか、と
「薬屋のひとりごと」は小学館版のコミックと、スクウェア・エニックス版のコミックの2種類があり、前者は倉田三ノ路作画で累計850万部、後者が「ねこクラゲ」作画で700万部が発行されています
それにしても記事には、「忙しくて税理士と話す暇がなかった」との釈明がありますが、税の申告は暇なときにやるものではありません。別の記事には「税金について無知であったため」ともあるものの、疑わしい限りです
申告・納税せずに不動産を購入していたとありますので、福岡市内のタワーマンションの部屋でもポンと現金一括購入したのでしょう
作品そのものに罪はありませんので、「ねこクラゲ」氏にはたくさん稼いでたくさん納税してもらいたいところです

『薬屋のひとりごと』第2クールノンクレジットED

(関連記事)
韓国ウェブトーンの「カカオ」 欧州から撤退
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503312309.html
漫画村経営者 17億円支払いに奇策
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503217091.html
漫画村運営者に17億円支払い命じる判決
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503046725.html
ウェブトーンが追いつけない日本の漫画
「日本漫画は衰退し、韓国ウェブトーンの時代」という記事
「韓国は世界4大コンテンツ強国」と韓国政府
日本アニメ売上2兆92百億円 韓国アニメは8百億円
アニメ「葬送のフリーレン」を称賛する中国
韓国ドラマ市場 不人気で崩壊寸前
韓国産劇場向けアニメ ヒット作なく絶滅寸前
「クールジャパン戦略は大失敗」なのか?
「韓国コンテンツは日本を超えた」と報じる韓国
韓国 コンテンツ輸出好調と自画自賛
ホリエモン「日本の漫画は遅れてる」
漫画家浦沢直樹 「ウェブトーンは退化」と指摘
「マンガ」が「ウェブトゥーン」に敗れる日
「韓国ウェブトゥーン人気に日本漫画負ける」 韓国メディア
「ウェブ漫画の元祖は韓国」であり「文化強国」だと主張
「韓国デジタル・マンファが急成長」と報じるメディア
韓国メディア「これからは漫画ではなくK-Comicsの時代」