学習塾「栄光ゼミナール」で盗撮　元社員逮捕: 夾竹桃日記

2024年03月11日

学習塾「栄光ゼミナール」で盗撮　元社員逮捕

大手学習塾「栄光ゼミナール」の新宿区内の教室責任者だった鷲尾祐輔容疑者（４６）が、教室のあるビルの女子トイレ（共用）にスマートフォンを仕掛けて盗撮していたとして、性的姿態撮影処罰法違反（撮影）容疑で３月１日に逮捕されています

スマートフォンをパソコンのオンライン会議用ソフトを使って操作する手口だったようです。次から次へといろいろな手口を考えるものです

学習塾大手「栄光」（東京・千代田区）が11日、自社の公式サイトを更新。一部で報じられた、校舎内での盗撮行為により元社員が逮捕されていたことを認め、謝罪した。

「当社元社員の逮捕に関する報道について」と題し「2024年3月11日　株式会社栄光　先般、一部報道機関が報じております通り、当社の運営する個別指導教室に勤務していた元社員が、校舎内で盗撮行為を行った罪で逮捕される事案が発生いたしました。被害を受けられた方に心よりお詫び申し上げます。また当社に関係する皆様にご心配とご迷惑をおかけしたことを、大変心苦しく思います」と報告した。

そして「当社では本件に関しまして、被害者の方への二次被害を防止することを第一に、併せて犯人隠避にあたる状況になることを避けるため、これまで公表等は行わず、警察の捜査に全面的に協力しておりました。被害者の方には個別にご連絡を差し上げ、被害からの回復に向けたご支援等、ご相談をさせていただいているところです」と続けた。

社員については「当該社員に対しては会社規則に従い懲戒処分を行い、すでに退職しております。安全であるべき塾の環境を損ねた行為は許しがたく、あってはならないことであり、重ねてお詫び申し上げます」とした。

続けて「採用時のほか、定期的なコンプライアンス研修等を実施し、当社としてこのような犯罪行為を絶対に許さないことを徹底してまいりましたが、結果としてこのような事態が起きたことは大変遺憾で、慙愧の念に堪えません。これまでも採用時には適性検査等様々な防止施策を実施してまいりましたが、引き続き、採用スクリーニングの強化、研修の強化、防犯カメラの増設など、可能な限りの手段を用いて、再発防止を図ってまいります」とした。

締めくくりとして「最後に、本件被害者の方が特定され、二次被害が起こることだけは、絶対にないようにしたいと考えております。本件に関してこれ以上の詳細情報等を当社が開示することは控えたいと思いますので、ご理解を賜りたく、伏してお願い申し上げます」と記した。

（日刊スポーツの記事から引用）

栄光ゼミナールは小学生から高校生までを対象とした学習塾で、東京を中心に７００以上もの教室を運営している大手です

しかし、その信用も鷲尾祐輔容疑者１人のせいで大きく損なわれてしまいました
四谷大塚の盗撮事件以来、各学習塾は対策に追われたはずですが、栄光ゼミナールはそうした対策は実施しなかったのでしょうか？
たった７００以上もの教室を管理するのは容易なことではありません。１２００人ほどの従業員（非常勤の講師など除外した数字だと思われます）を抱えており、その中に１人でも性犯罪者が混ざっていれば会社全体がダメージを受けます

講師たちのスマートフォンの所持を規制するとか、対策はあるにしても、鷲尾容疑者のような教室の責任者が盗撮に及ぶのですからどうしようもありません。教室の責任者を監督する人間が必要になってしまいます

これではこどもたちを学習塾に通わせられなくなり、困ったものです

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