林真須美死刑囚の孫虐待死 長女は娘に何をしたか

林真須美死刑囚の長女が娘(鶴崎心桜さん)に凄惨が虐待を繰り返した挙げ句、死亡させた事件について書きます
長女は心桜さん死亡後、下の娘を抱きかかえて関西空港へ連絡する道路から海へ飛び降り、自殺しています。当時、長女の夫であった木下匠受刑者は保護責任者遺棄致死罪で懲役6年の判決を受け服役中です。この事件については当ブログでも取り上げたのですが、木下受刑者の裁判を報じた記事でも、家の中で心桜さんに対してどのような仕打ちがなされたのか明確に報じたものがなかなか見当たらず、もどかしい思いがありました
現代ビジネスに木下受刑者が語った事件の真相(本当に真実であるかどうかはともかく)が掲載されていますので、取り上げます


【独自】関空連絡橋から飛び降り自殺した「林眞須美死刑囚の長女」が、実の娘にやっていたこと《ペンチで歯を抜き、背後から蹴り倒して》
3月7日、和歌山地裁でとある裁判員裁判が開かれていた。その法廷で、こんな声が響き渡った。
「カレー事件のことで、その当時もなんもしていないのに、めちゃくちゃ厳しい取り調べ受けて嫌やった」
証言台の男性は、涙ながらに「カレー事件」という言葉をくり返し挙げた。この男性は、保護責任者遺棄致死罪で逮捕・起訴された木下匠(しょう)被告(41歳)である。
2021年6月9日、和歌山市加納のアパート2階で、鶴崎心桜(こころ)さん(16歳)が倒れているのが発見された。病院に搬送されたが、全身打撲による外傷性ショック死とされた。この心桜さんと一緒に住んでいたのが木下被告だ。妻のRさん(37歳)と幼稚園に通う子どもも同居していた。
木下被告は逮捕されたが、Rさんと子どもは事件当日の夕方、関西空港の連絡橋から飛び降り自殺した。Rさんは子どもを道連れにした殺人容疑で、すでに書類送検されている。
きょう3月15日、和歌山地裁は木下被告に懲役6年の実刑判決を言い渡した。「心桜さんの命は助けることができた。責任は重い」と判決は述べた。
なぜこの事件の公判に、「カレー事件」という言葉が出てきたのだろうか。「カレー事件」とは、言うまでもなく15年前の和歌山カレー毒物混入事件のことだ。1998年7月25日、和歌山市園部の夏祭りで出されたカレーに猛毒のヒ素が混入され、67人が中毒症状を起こし、うち4人が亡くなった。社会を震撼させたあの「カレー事件」である。
カレーにヒ素を混入したとして、殺人容疑などで逮捕された林眞須美死刑囚は、死刑判決が確定している(現在再審請求中)。
木下被告の初公判で、検察側はRさんの母親の名前を「林眞須美です」と明かした。そう、木下被告の妻・Rさんが眞須美死刑囚の長女であることが裁判のなかで明らかになったのだ。亡くなった心桜さんは、Rさんと前夫の間の子どもであることもわかった。
(中略)
心桜さんは当時、中学生だった。それまでさほどなかった欠席が急に増え、遅刻も目立ち始めた。中学3年生になると、配布物を受け取ったり面談するとき以外は中学校に来なくなった。
検察は「Rさんが心桜さんに日常的に暴力をふるい、家事を押し付けて学校に行かせなかった」「木下被告はRさんに支配され、言うがままにしていた。心桜さんを救護しようとはしなかった」として、心桜さんが亡くなったのはRさんの暴力・暴行が原因であることを示唆した。
心桜さんは、Rさんと木下被告が仕事で家を不在にしているあいだ、ずっと家事を命じられていたという。幼稚園の子どもが帰宅すると、その世話もしていた。1日中、家事に追われて学校に行けなくなっていたのだ。
法廷にはその証拠として、スマートフォンのデータが提出されている。Rさんが外出や仕事中、LINEのテレビ電話機能を使って、心桜さんに強要していた家事の様子を「監視」していたこともわかる。LINEのテレビ電話機能がなんと5時間以上もつなぎっぱなしなっていたこともあった。
またメッセージのやりとりによれば、心桜さんがRさんの命令に従わなかったり家事が滞っていたりすると、「殺すぞ。しばくぞ」とRさんが激しい言葉で叱責している。心桜さんは「はい頑張ります」「すぐやります」と返信している。
(以下、略)


長女(記事ではRと表記)は林真須美死刑囚逮捕後、弟や妹の世話をしたり、会社員として働いていた時期があり、「自分が頑張らなければ」との思いで懸命に生きていたのでしょう。それが木下受刑者と結婚し、心桜さんを引き取った頃から豹変し、過去の鬱屈を心桜さんにぶつけるようになったと思われます
自分が受けた痛み、苦しみ、屈辱を心桜さんに与えて気晴らしにしようとしたのか?
もちろん、そんなことをしても気が晴れるはずなく、虐待がエスカレートしていくばかりだったと記事からは伝わってきます(この時点で長女の精神状態は相当悪化していたのでは?)
当事者でありながら木下受刑者は何をしていたのか、と思いばかりです。完全に妻に支配され、言いなりになっていたかのような記事から伝わるのですが、実際はどうであったのか。木下受刑者も妻と共犯であり、心桜さんに虐待を加える側だったのではないかと思えてなりません
もしそうでないなら、警察に通報するなり心桜さんを病院に連れて行くなり、対処の仕方はいくらでもあったはずです
心桜さんが大量の血を吐いて死ぬまで、木下受刑者は心桜さんを救う行動を何もしなかったというのが事実です
引用から省略しましたが、木下受刑者は妻の虐待ぶりを「Rさんは怒り出すと心桜さんに暴力をふるい、止まらなくなる。ペンチで歯を抜く、カッターナイフで足を切る、背後からけり倒す、顔を足で踏みつける、木の麺棒でたたく、アイロンを押し当てる、右こぶしで背中を殴るといったことがありました」と語っています。その状況下で何も思わず、何も行動(心桜さんを救うための)しなかった木下受刑者が異常に見えて仕方がありません。木下受刑者が妻とともに虐待を繰り返し、共犯関係にあったからこそ心桜さんを救う行動には出なかった、と推測されます

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