空飛ぶバイク開発会社 倒産手続き
山梨県身延町が、閉校した中学校の校舎を空飛バイクの開発を手掛けていた会社に貸していたものの、賃貸料が未払いになっているとの記事を先日取り上げました。
この会社「A.L.I.Technologies」を巡っては、昨年夏に身延町の開発拠点から機材や人員を引き上げていたとの情報もあり、リストラで従業員を削減して開発も滞っているとか、経営状態が悪化しているとの情報も流布されていました
そしてA.L.I.Technologies社が東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた、と報じられています
空飛ぶバイクの開発企業が破産開始の決定を受けました。
最高時速100キロで40分間飛行できる、空飛ぶバイク。価格は7700万円、国内で一般向けにも販売されました。
A.L.I.Technologies 三浦和夫取締役:「今回、実はアメリカで初フライト。グローバルな初フライトになる。来年は、もっともっと楽しいことが始まるのでワクワクしている」
アメリカのデトロイトモーターショーにも参加し、未来の乗り物として世界からも注目されていました。
しかし、帝国データバンクによりますと、開発を手掛けていたA.L.I.Technologiesが、破産手続きの開始決定を受けていたことが分かりました。
研究開発投資がかさみ赤字決算が続いていて、負債総額は11億6750万円に上るということです。
(テレビ朝日の記事から引用)
空飛ぶバイクはドローンの技術を応用したもので、2021年10月に世界限定200台で受注予約を開始し、2023年中に納品開始すると発表していました
片野大輔社長はさまざまなメディアの取材に応じ、時代の寵児といった感があったのですが、現在は雲隠れしてしまったのか表に出てきません
部品など納めていた会社に対しても未払いとなっているようで、姿を隠したままというのは経営者としてどうなのか、と言いたくなります
時代の寵児ともてはやされた人物ですから、倒産になっても「カッコ悪いから出てきたくない」のでしょうか?
事業に失敗することもあれば成功することもあるのですから、倒産になったとしても「カッコ悪い」と決めつける必要はないわけで、始末をきちんとつけないことの方が経営者としてカッコ悪いと思います
日本企業が開発「空飛ぶバイク」初めて販売 納車に
(関連記事)
空飛ぶバイク開発会社倒産 技術的に未完成だった
空飛ぶバイク開発会社 夜逃げ発覚
三浦瑠麗の夫 業務上横領で逮捕
ソフトバンク メガソーラー計画も看板倒れか?
200億円投資詐欺 散財しまくる社長
M資金詐欺男に懲役8年判決
いまだに続くM資金詐欺
元横綱朝青龍 M資金詐欺で1億円被害
TKO木本武宏投資トラブル 自ら弁済して回る
TKO木本武宏投資トラブル 本当に善意だったか
TKO木本武宏投資詐欺 7億円の被害か?
綾瀬はるかを広告塔に 40億円投資詐欺事件
有栖川宮を名乗った詐欺師