統一教会がテレビ番組・弁護士相手に訴訟乱発
世間からの批判を免れるため、訴訟を起こして圧力をかけるというのが「スラップ訴訟」と呼ばれる行為です
解散命令の瀬戸際にある統一教会も、テレビ番組やコメンテーターである弁護士を相手取り訴訟を乱発しています
その狙いは明らかに言論封じ込めでしょう。姑息な真似をするものです。おそらく統一教会のラスボス韓鶴子から、「あらゆる手段を使って解散命令を阻止しろ」と命じられているものと思われます。ただ、統一教会の支えであった自民党安倍派はパーティ券裏金問題で捜査を受けており、とても表立った統一教会擁護はできない状態です
「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演した紀藤正樹弁護士の発言で名誉を傷つけられたとして、世界平和統一家庭連合（旧統一教会）が約2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の第5回口頭弁論が12月25日、東京地裁であった。
双方ともに書面を提出し、結審した。判決は来年3月13日に言い渡される。被告側弁護団によると、この日はコメントの根拠とした統一教会の分派の事件について紀藤弁護士の陳述書などを提出したという。
旧統一教会は2022年9月、ミヤネ屋を制作する読売テレビと紀藤氏、同社と本村健太郎弁護士、「ひるおび」のTBSと八代英輝弁護士を相手取り、3件の訴訟を起こした。
原告側は、番組内の発言は事実に反し、教会側の社会的評価を著しく低下させたと主張。一方、被告側は、（批判や言論を封じ込める）スラップ訴訟だなどと訴えている。
ほかにも、旧統一教会をめぐる名誉毀損訴訟は、紀藤氏とTBSラジオ、ジャーナリスト有田芳生氏と「スッキリ」（日本テレビ制作）を相手取った2件を合わせ、計5件が係争中だ。このうち、八代弁護士事件については1審、2審とも教会側が敗訴。本村弁護士事件は来年1月25日、有田氏事件は3月12日に判決が予定されている。
名誉毀損訴訟では、社会的評価を下げる場合であっても、公益性、公共性、真実性・真実相当性（真実と信じるのに相当の理由がある）がある場合には、違法性が阻却される。
紀藤弁護士は期日終了後、メディアの取材に対して「どんな判決文になるかに注目しています。社会的評価を下げたかどうかだけでなく、真実性についてもきちんと判断してほしい」と話した。
（弁護士ドットコムの記事から引用）
これら統一教会の起こした訴訟は、およそ訴訟に持ち込むだけの正当性、公明性、公益性を欠いた訴えであり、退けられるのは確実でしょう
しかし、テレビ番組やラジオ番組が主で、朝日新聞など各新聞メディアに対しては訴訟を起こさないのはなぜか、訊いていみたいものです。そこまで手が回らないのか？
逆に元信者やその家族は統一教会を相手取り、過去の献金やら壺購入の代金など返金を求める訴訟をどしどし起こし、攻勢を仕掛けてもらいたいものです。徹底的に統一協会を追い詰め、日本から駆逐しなければなりません
韓国ではキリスト教を装ったインチキ宗教団体の教主に懲役２３年の有罪判決が下された、と報じられています。教主は自らメシアと称し信者の女性たち（被害者は２１人）を洗脳し、淫行を重ねたという犯行です。やっていることは統一教会も似たようなものです。韓国には自分が神の代理人だとか、メシアだとか僭称している教祖や教主がゴロゴロいて、怪しい宗教団体を運営しており、多くの被害者を出しています
女性信者に性的暴行を加えた疑いで起訴されたJMS（キリスト教福音宣教会）教主のチョン・ミョンソクに重刑が宣告された。
大田地裁刑事12部（ナ・サンフン裁判長）は22日、準強姦や強制わいせつなどの容疑で拘束起訴されたチョン氏に対する一審で、懲役23年を言い渡した。チョン氏には10年間の身元情報公開・告知、児童・青少年関連機関と障害者福祉施設への10年間の就業制限、15年間の位置追跡電子装置の付着命令も下された。検察は懲役30年を求刑していた。
裁判所は「被告人は、自らをメシアと称したことはなく、信者の自由な行為だったと主張するが、礼拝や行事の動画などで自らメシアと称していたことが確認されており、被害者が脱退前に作成したメモや日記帳などと教理の内容を見れば、反抗が不可能な状況だったと判断される。従順だった女性信者の人的信頼と心身微弱状態を利用して罪を犯した」と述べた。続けて「被告人は同種の犯行で10年の懲役を科せられながら、またも同種の罪を何度も犯したうえ、見え透いた嘘で不正行為を隠そうとして犯行をすべて否認したり、被害者を無実の罪で告訴したりしており、まったく反省していない」と量刑理由を説明した。
（ハンギョレ新聞の記事から引用）
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