ヘンリー王子への盗撮 新聞社に賠償命じる判決
イギリス王室から離脱し、カリフォルニアに居住しているヘンリー王子はイギリスの各新聞社を相手取り、電話の盗聴によってプライバシーを侵害されたと訴訟を起こしていました。その1つ、「デイリー・ミラー」を相手にした訴訟で裁判所は会社側に約2500万円の賠償を命じる判決を下しています
英国のヘンリー王子が電話の盗聴など違法な取材活動をされたとして、大衆紙デーリー・ミラーを発行するMGN社を訴えた民事訴訟で、ロンドンの裁判所は15日、違法行為を認定し、同社側に約14万ポンド(約2500万円)の損害賠償を支払うよう命じる判決を下した。同社は不正を認めて同日謝罪した。
判決は、ヘンリー王子から違法行為の疑いを指摘された2003年末~09年4月発表の記事33本のうち、15本が「電話の盗聴または他の違法な手段で入手した情報に基づき作成された」と認定した。判決はまた、発行会社の間では違法行為が蔓延していることを多くの編集幹部らが認識していたと指摘した。
ヘンリー王子は判決後の声明で「本日は真実と説明責任の観点から非常に良い日だった」と歓迎の意を示し、違法な活動に関与した会社や個人に対する刑事捜査を求める考えを明らかにした。
ヘンリー王子は6月、今回の訴訟に関し英上級王族として約130年ぶりに法廷で証言していた。
ヘンリー王子はほかにも大衆紙「デーリー・メール」の発行元であるアソシエイテッド・ニュースペーパーズ社と、大衆紙「サン」を発行するニューズ・コープの関連会社に対しても同様の訴訟を進めている。
(産経新聞の記事から引用)
2500万円程度の賠償金支払いとなるくらいなら、先んじてヘンリー王子側と和解交渉をした方がよかったのではないか、という気がします
しかし、上記の記事を読む限り、ヘンリー王子とメーガン妃のゴシップ記事のため盗聴行為を繰り返した新聞社に対し、ヘンリー王子は怒っており、制裁を加える必要がある(反撃すると言い換えてもよいのでしょう)と思い和解交渉などには応じず判決を求めた、と推測されます。ゴシップ記事を掲載し続ける新聞社にお灸を据え、今後は盗聴など違法な情報収集をしたり、デタラメな憶測記事を掲載するなと警告する狙いもあったと推測されます
他方で新聞社側は、「ヘンリー王子が王族である以上は新聞社を訴えることはないだろう」と甘く考えていたのでは?
今後も他の新聞社との間で訴訟は継続され、新聞社側が敗訴するのは避けられないでしょう
さて、もう一つ気になる報道がありましたので取り上げます
ヘンリー王子とメーガン妃は王室への復帰を模索していると報じられており、ヘンリー王子が離婚するのではないかとの憶測まで飛び交っています。メーガン妃に振り回される生活に疲れたため、との記事を書くメディアもあります
おそらくヘンリー王子には彼なりの思惑があり、メーガン妃にもメディア進出がことごとく失敗して稼ぎにならず収入が先細りという現実を踏まえ、王室との関係をどうにかしようとの思惑があるのでしょう
財政難がささやかれるメーガン妃が「パートタイマー」として王室への復帰を希望しているという。英紙ミラーが14日に伝えた。
王室関係者によるとアーチウェル財団の経営危機やヘンリー王子夫妻の財政難が報じられている中、メーガン妃は王室との和解の考えに前向きだという。1年間の8か月をカリフォルニアで過ごし、残りはケンジントン宮殿のアパートを借りて「パートタイマー」として王室復帰を考えているようだ。
メーガン妃はこのプランが「ヘンリー王子との結婚生活の緊張を修復するのに役立つ可能性がある」と信じているようで、同時に「王室の再会を望んでいるチャールズ国王との関係を修復する」ための戦略としても機能すると同紙は報じている。
しかし王室関係者は、復帰にはただ一つの条件が必要であると主張。それはメーガン妃とヘンリー王子が将来的に王室について否定的な発言を避けなければならないというものだ。「これは交渉の余地がない。メーガン妃とヘンリー王子は、二度と王室の悪口を言わないことに同意しなければなりません」と語っている。
さらには「それは必須条件です。もし彼らが2度目に王室から追い出されるとしたら、それは本当に恥ずかしいことになってしまう。現時点ではメーガン妃が英国に戻る可能性はないように思えるかもしれません。しかしメーガン妃には常に『戻る道』があることを裏付けるような兆しがある」と語った。ヘンリー王子とメーガン妃は子供たちとチャールズ国王の誕生日に電話をかけて祝福し、国王はヘンリー王子一家をクリスマスにに英国へ招待をすることを検討しているとの報道もある。それが『戻り道』というわけだ。
(東スポWebの記事から引用)
大喧嘩をして王室から出ていき、報復のために告発本を出版したものの、その後のNetflixの番組「ハリーとメーガン」は大した反響もなく契約を打ち切ら、Spotifyとの大型契約も打ち切りになりました。つまりメディアからヘンリー王子もメーガン妃も「使えない」と判断されたわけです。メディアを利用し王室ブランドで稼ごうとしたメーガン妃の計画は頓挫し、今後もセレブとしての生活を維持し続けるのは難しい状況です
そこでイギリス王室とよりを戻し、王室の一員との立場を取り戻したいと考えたのか?
随分と身勝手な振る舞いに映るのですが、さて、どうなるのでしょう
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