京都女学生タリウム殺人 余罪ボロボロと

女子大生にタリウムを混入させた飲料の飲ませ殺害したとして逮捕されていた宮本一希容疑者ですが、今度は国の緊急雇用安定助成金1億1000万円を騙し取った容疑で再逮捕されています
最初の逮捕以来、宮本容疑者は黙秘を続けているそうですから、このまま裁判でも黙秘したままなのでしょう。ただ、証拠は固まっていますので女子大生殺人、叔母への殺人未遂など有罪に持ち込むのはさほど困難ではないと思われます


タリウムを使って大学生の知人女性を殺害したなどの疑いで逮捕・起訴された男が、国の助成金1億円以上をだまし取った疑いなどで再逮捕されました。
詐欺などの疑いで再逮捕されたのは京都市左京区の無職・宮本一希(みやもとかずき)容疑者(38)です。
宮本容疑者は2020年から2022年にかけて、虚偽の申請を京都労働局に提出し、緊急雇用安定助成金あわせて約1億1000万円をだまし取った疑いなどが持たれています。
また、叔母が経営していた会社の代表に就任するために、うその資料を使って登記した疑いももたれています。
警察によると宮本容疑者は3年前、叔母の体調が急変した後に叔母の会社の代表に就任していましたが、その際に虚偽の資料を提出して、自分を会社の代表として不正に登記していたとみられるということです。
警察は叔母の会社や資産を乗っ取ろうとして犯行に及んだとみて調べています。
調べに対し、宮本容疑者は黙秘しています
宮本容疑者は去年、京都市で知人の大学生濱野日菜子さん(当時21)にタリウムを飲ませて殺害した疑いや、3年前に叔母(61)にタリウムを摂取させて殺害しようとした疑いですでに逮捕・起訴されています。
(関西テレビの記事から引用)


まさにやりたい放題といった様相ですが、宮本容疑者のような男は裁判でしれっと「無罪」を主張したりするのでしょう。もちろん、本人は黙秘したまま弁護人に無罪を主張させるやり口で
反省などなく、後悔もせず、1審で有罪判決が出ようものなら控訴し、無駄に判決確定を長引かせようとするのかな、と想像します
計算高くて冷酷、自分が大好きで他人のことなど歯牙にもかけない人物、なのでしょう
ただ、それでも女子大生を殺害した理由・動機は掴めません。妻に隠れて付き合っていたのでしょうが、別れるなら幾ばくかの手切れ金を渡して関係を清算すればよく、殺害する必要があったとは思えません。それとも手切れ金を渡すより殺してしまえと考える短絡的な思考の持ち主なのか?
こればかりは宮本容疑者が自供しない限り、本当のところはわかりません
検察官が起訴状に、「被告は生来ケチな性分で、手切れ金200万円を支払うのが惜しくなり、被害者を毒殺しようと思い立った」などと適当なことを書くわけにはいかないはずです(動機は特定できなくても起訴はできますので)
余罪がこれですべてなのかどうか不明で、公判が開かれるとしても来年の春頃でしょうか?

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