東北医薬大教授 女児連れ去りで初公判

東北医科薬科大学教授だった藤井優被告の初公判が仙台地裁で開かれ、藤井被告は起訴内容を認めたと報じられています
また、東北医科薬科大学は藤井被告を懲戒解雇処分にしたと発表しています


今年7月、仙台市内の商業施設で6歳の女の子にわいせつな行為をしたうえ連れ去ろうとして逮捕された東北医科薬科大学の教授の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
不同意わいせつとわいせつ略取未遂の罪に問われているのは、東北医科薬科大学の教授・藤井優被告(53)です。
起訴状などによりますと、藤井被告は今年7月26日午後4時ごろ、仙台市泉区の商業施設のゲームコーナーで、面識のない6歳の女の子の体を触った上、体を抱えて連れ去ろうとした罪に問われています。
9日、仙台地裁で開かれた初公判で藤井被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で藤井被告が「学生時代から児童ポルノに興味を持っていた」と明らかにし、犯行状況についてはゲームセンターでクレーンゲームをしていた女の子に「上からの方が見えるよ」などと話しかけ抱きかかえるなどし犯行に及んでいたと指摘しました。
藤井被告は13歳未満の女の子のスカートの中を撮影したとして性的撮影の疑いで10月30日に再逮捕されていて、検察は9日、追起訴しました。
(東北放送の記事から引用)

東北医科薬科大学は、未就学の女の子にわいせつな行為をした上、連れ去ろうとしたとして逮捕・起訴された教授を、11月10日付で懲戒解雇処分としました。
処分を受けたのは、東北医科薬科大学の教授で、不同意わいせつやわいせつ略取未遂などの罪で起訴されている、藤井優被告(53)です。
藤井被告は7月26日午後4時ごろ、仙台市泉区の商業施設で、面識のない未就学の女の子に対してわいせつな行為をしたうえ、両手で抱きかかて連れ去ろうとしたなどとして逮捕・起訴され、仙台地方裁判所で審理が行われています。
また、藤井被告は、13歳未満の女の子のスカートの中を撮影した罪でも追起訴されています。
東北医科薬科大学は、「法人の信用を著しく損なうものであり、本学就業規則により懲戒の事由に該当すると認められる」として、10日付けで藤井被告を懲戒解雇処分としました。
再発防止について、東北医科薬科大学は「本件を真摯に受け止め、今後このようなことがないよう、コンプライアンスの強化に努める」としています。
(仙台放送の記事から引用)


他にも盗撮の件で追起訴されています。盗撮だけなら罰金刑でしょうが、わいせつ略取未遂の方はどうなのでしょうか。初犯であること、犯行事実を認めていることを考慮し、懲役2年6月執行猶予4年くらいの有罪判決ではないかと推測します
さて、藤井被告と関係があるのかどうか微妙なニュースがありましたので取り上げます
藤井被告は東北医科薬科大学教授に就任する前は、東北大学理学部で助教授をしていました。しかし、よほどの研究成果を挙げないと教授にまでは昇任できません。年功序列とはいかないのです
藤井被告と同年代(52歳)の市川温子東北大学大学院教授が仁科賞(原子物理学で優れた業績を上げた研究者を表彰する栄誉)を授与されるとの報道がありました。茨城県東海村の実験施設から295キロ離れた岐阜県の山の中にあるスーパーカミオカンデまでニュートリノ・ビームを発射し、ニュートリノがどう変化するか調べる大規模なプロジェクトでリーダーを務めた市川教授の手腕が認められたのでしょう。世界各国から集まった500人もの研究者をまとめ、成果を挙げた、と受賞理由に挙げられています
藤井被告は53歳で刑事裁判の被告であり、市川教授は52歳で仁科賞受賞です。藤井被告も東北大学では原子物理学を専門とする助教授だったのですが、残酷なほど差がついてしまいました

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