生徒にキスし免職の教師 退職金求め訴訟も棄却
山形県の公立高校元教諭は部活で遠征した先のホテルで女子生徒にキスしたり体を触るなどの行為をし、懲戒免職処分を受けたのですが、退職手当不支給にもなったため、これを不服として訴訟を起こしていました
「生徒も大して精神的被害を受けたわけではない」とも主張していました。その言い分からは反省など微塵も感じられません
山形地裁は11月7日、元教諭の訴えを棄却する判決を下しています
11月7日、生徒へのわいせつ行為で懲戒免職となった元教諭が退職金の支払いを求めている裁判で、山形地裁は訴えを棄却する判決を下した。
訴えているのは、山形県立高校の元教諭の50代男性。元教諭は運動部の顧問を務めていた2022年7月、部活の遠征先のホテルの自室にマッサージの名目で女子生徒を呼び出し、キスをするなどのわいせつな行為をしたとして、同年10月に懲戒免職処分を受けている。
元教諭はわいせつ行為があったことを認めながら、「わいせつ行為の程度は重いと言えない」「超過勤務が続き疲弊していたことから、異常な心理状態に陥っていた」などと主張。退職金1914万円の不支給は不当だとして、退職金の支払いを求めて県を訴えていた。控訴するかどうかは不明。
「教師のような社会的関心の高い職業の人が事件を起こした場合、処分が公表され、実名で報道されるケースが多いのですが、今回の件では、被害を受けた女子生徒の保護者から強い要望があり、プライバシー保護のために懲戒免職処分の公表もされていませんでした。しかし元教諭が4月になって民事訴訟を起こしたことにより、事件が公となったのです」(週刊誌記者)
SNSには
《余計なことしなければ、恥の上塗りにならずに済んだのに…。これじゃ伝説になるレベル》
《先生、社会の厳しさを身をもって教えていただきありがとうございます。反面教師になります》
《恥知らずの極み》
など、呆れる声が多数。実業家のひろゆき氏は11月9日、自身のX(旧Twitter)を更新。この件を報じた記事を引用し、《ざまぁ!》と投稿している。このひろゆき氏の投稿には
《主張内容に反省が見えないので、当然の判決が出てよかった》
《これぞホントのしくじり先生》
など、多数のリプライがついている。文部科学省の調査によると、2021年度に懲戒処分などを受けた教職員は4674人。そのうち、児童生徒に対する性犯罪・性暴力による処分は94人となっている。
(FLASHの記事から引用)
恥の上塗りとの見方もあるのでしょう。ただ、本人の側には、「長年教師として精勤してきた実績が評価されないのはおかしい」との不満があったものと推測されます
とはいえ、その長年勤務してきた実績を無にしてのは本人の犯行によるもので、誰かのせいにするのは大間違いです。刑事罰に問われなかっただけでも本人は良しとすべきでしょう。どう軽く考えても不同意わいせつ罪で罰金刑くらいは科されてもおかしくありません。ただ、被害者である女子生徒が被害届提出をためらったがゆえ、刑事事件にならなかっただけです
それを勘違いし、「生徒も大して精神的被害を受けていない」などと勝手に解釈し、「オレの罪など大したことではないのだから、退職手当を支給しろ」と開き直るところに呆れ、うんざりさせられます
50歳すぎまで教員をし、退職手当なしでクビになって逆上するのはみっともない話です
話が少しそれてしまいますが、公務員が飲酒運転で検挙され、退職金不支給となるケースではいくつもの判例があり、退職手当不支給を合法的判断だと認める判決もあれば、退職手当全額不支給は不当であり一部を支給すべきとする判決もあります。飲酒運転の状況や事故の有無(人身か物損か)など、いくつかの要素が絡んで退職手当の一部支給を認めたり、不支給を認めたりと裁判所の判断もまちまちになります
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