江戸川区中学教師 強盗殺人逮捕も冤罪説

今年の5月、江戸川区の民家で住民男性を殺害した容疑で区立中学校の教諭尾本幸祐容疑者が逮捕されています。その後は続報がないままで、インターネット上には一部の人達が「冤罪説」を流していたりします
冤罪と断定する理由・根拠に明確なものはなく、デマの類でしょう。ただ、尾本容疑者が一貫して容疑を否認している状況であるのは確かです
冤罪とする人たちの言い分としては以下の点が挙げられています

本人が犯行を否認している
動機がない(借金を抱えていたのは事実として、一般の民家に押し入っても大金は盗めない)
証拠がない・証拠が少ない
アリバイがある
リスクが高く、殺人をしてまで金を奪うメリットがない
職場の中学校のすぐ近くで犯行に及ぶのはおかしい

などなどの指摘があります。1点ごとに反論する気にもなれないのですが、アリバイというのは尾本容疑者の偽装工作です。事件当日、午後から半休を取得していたのにも関わらず、副校長に夕方まで勤務していたことにしてほしいと依頼し、退勤時間を修正してもらっていました
なので、学校を抜け出し犯行をなすだけの時間が尾本容疑者にはあったわけで、勤怠記録を修正してあたかも学校にいたかのように装っていたのが判ります
「リスクが高く、殺人を犯してまで金を奪うメリットがない」というのはあくまで第三者の考えであり、金銭のやりくりに悩んでいた尾本容疑者にすれば30万円でも50万円でも金を手に入れたかったのでは?
確かに一般的な民家に押し入って、そこに箪笥預金のように数百万円もの現金が置かれている可能性があるとは断定できないものの、現金以外の貴金属製品や金目のものを盗み換金する手段も尾本容疑者は考えていた可能性はあります
稚拙なアリバイ工作も尾本容疑者にすれば考え抜いた末に思いついたものであり、十分に計画性があったことを裏付けるものです
ただ如何せん、素人の犯行ですから犯行現場に血のついたマスクや花粉症対策用メガネ(変装のつもりだったのか?)など、証拠を残してしまいました
なお、尾本容疑者は警察から事情聴取を受けることを想定し、問答集まで用意していたとも報じられており、これで「冤罪だ」と主張するのは無理があります
なお、本件犯行とは無関係ですが、尾本容疑者には以前に飲食店勤務の若い女性につきまとう、ストーカー容疑がかけられていた件が指摘されています。つきまとわれた女性が被害届を出さなかったため事件化はされなかったという話です。が、尾本容疑者が都内の学校から、離島の中学校へ単身赴任で飛ばされたのも、ストーカー容疑が影響したのではないか、と推測されます(これはあくまでも私見です)
このストーカー容疑が事実であるなら、尾本容疑者には「真面目な先生」とは別の顔があったと考えるべきでしょう
尾本容疑者を起訴し有罪判決を得るだけの材料は揃っていると推測されますので、冤罪の主張は無理筋ではないかと思います
犯行に至った詳細な経緯は本人が黙秘しているので不明です。被害者男性は契約社員として就労し、家の中にはほぼ寝たきり状態の母親がいる状況だったことから憶測すれば、昼間はヘルパーの人が訪問してくるため、家の鍵を玄関先の郵便受けや植木鉢の下に隠していたとも考えられます。たまたまか、偶然かそれを目撃した尾本容疑者が、この家なら盗みに入れると判断し、犯行に及んだ…との仮説も立てられます。しかし、被害者男性が帰宅したため殺害し、尾本容疑者は慌てて逃げた…とも想像できます。遺体には20箇所以上もの刺し傷があったそうですから、被害者が動かなくなってもなお繰り返し刺したと思われ、尾本容疑者は想定外の事態にパニックになったのかもしれません

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