岡山女児虐待死を考える 初公判で犯行を認める

岡山市で昨年1月に6歳で亡くなった西田真愛ちゃんへの虐待事件で起訴された、船橋誠二被告(40)の裁判員裁判が始まりました。船橋被告は起訴内容を争わず、容疑を認めています。後は量刑で何らかの情状を訴えるつもりなのでしょう
わずか6歳の女児を長時間鍋の上に立たせ暴言を浴びせたり、裸にして墓地に連れ出し脅すなど、やりたい放題を繰り返した船橋被告に、果たして汲むべき情状があるのか大いに疑問です


岡山市で2021年9月、6歳女児が虐待され、その後死亡した事件で、逮捕監禁致死罪などに問われた女児の母親の交際相手船橋誠二被告(40)の裁判員裁判の初公判が11日、岡山地裁(本村暁宏裁判長)であり、同被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、船橋被告は21年9月8~25日、西田彩被告(35)=逮捕監禁致死罪などで起訴=と共謀し、岡山市内の西田被告の自宅で同被告の娘真愛ちゃんを鍋の上に長時間立たせ、口の中に指を押し込むなどの暴行を加え、同25日、全身に布団を巻き付けて押し入れに放置し、22年1月12日に低酸素脳症で死亡させたとされる。 
(時事通信の記事から引用)


船橋被告は既婚者で、自分のこどももいます。知り合った母子家庭の西田彩被告にのめり込み、面倒を見ると称して頻繁に家へ上がり込み、真愛ちゃんに虐待を繰り返していました。母親の西田被告もそれを容認したか、加担していたものと推測されます
西田被告の裁判はまだ始まっていません
母親が自分を守ろうとしないのですから、虐待を受け続けた真愛ちゃんの絶望感はいかばかりであってか、と胸が痛くなります。船橋被告は6歳の女児を嬲りものにして己の性欲を満たそうという変態であり、厳罰の処すべきでしょう。が、こどもに虐待を加え死亡させたとしても、その量刑はあまりに軽いのが問題です
過去の判例からしても、15年を超えるのは稀です。6歳のこどもを嬲り殺して懲役12年から13年でしょうか。こんな変態は無期懲役で構わないと自分は思うのですが、裁判官はあくまでも判例重視であり、監禁致傷罪の刑罰は「3月以上15年以下の懲役」なのでその範囲で判決を下します
事件がもし保護責任者遺棄致死罪で起訴されていたなら、「懲役3年以上20年以下」の量刑となります。家に上がり込んでいた船橋被告を保護責任者とみなすことができるか、できないかで判断が別れたのでしょう
逮捕された時点から船橋被告は、「死なせるつもりはなかった」と弁解したのでしょう。が、殺すつもりがなければ何をやっても許されるというものではありません。現に命を奪っているわけで、殺意がない分だけ残虐といえます

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