アジア大会レスリング 北朝鮮選手の愚行

オリンピックのアジア版とされるアジア大会が中国で開催されています。先に取り上げたように男子サッカーでの北朝鮮チームのように、ラフプレーを連発した挙げ句に審判の判定にも食ってかかろうという愚行が見られるのは残念です
国の威信がどうのこうのより、スポーツ選手としての人格・品格が問われるのであり、勝っても称賛されない勝者になるため競技をしているのか、と言いたくなります
北朝鮮のことですから、メダルを獲得すれば報奨が与えられ社会的な地位が約束されたりするのでしょう。逆にメダルが取れなければ炭鉱送りになって強制労働に従事させられるとか、懲罰が待っているのかもしれません。そのため必死になってプレーし、相手を殴ってでも蹴飛ばしてでも勝とうとするのか
だとしても世界は汚いプレーを称賛するはずはなく、批判と罵声を浴びるだけです
今度は女子レスリングの試合で北朝鮮選手がやらかしています


レスリング女子決勝で、50キロ級は吉元玲美那(KeePer技研)、57キロ級の桜井つぐみ(育英大)が決勝で北朝鮮選手に勝利し、金メダルを獲得した。同試合で、北朝鮮の2選手にイエローカードが出た。
50キロ級決勝では3―4の接戦から、第2ピリオドで吉元が2得点追加し勝利した。しかし北朝鮮選手は得点に納得できない。最後の整列になかなか向かわず、イエローカードが出された。
57キロ級決勝では、第1ピリオド0―6から、第2ピリオドで桜井が7点を挙げて大逆転勝利。こちらの北朝鮮選手も試合終了後になかなか整列に向かわず、不満顔。北朝鮮のヘッドコーチも審判に声を荒げるなどして、またもイエローカードが出た。
(報知新聞の記事から引用)


負けて悔しいのは理解できますが、判定のある競技ですから判定を受け入れるのもレスリングのうちです。「勝利判定は受け入れるが、負けの判定は受け入れない」と言うならレスリングなど辞めてボーリングでもやるべきでしょう。倒したピンの数で勝敗が決まるのですから(北朝鮮にボーリング場があるかどうかは知りませんが)
50キロ級では吉元玲美那選手が、53キロ級では藤波朱理選手、57キロ級で桜井つぐみ選手が金メダルを獲得しており、健闘をたたえましょう
この報道を見て頭に浮かんだのが、1996年のアトランタ五輪で田村亮子を破って金メダルを獲得した女子柔道の桂順姫です。彼女は48キロ級でオリンピックの金メダルを獲得した後、階級を上げて52キロ級、57キロ級でもオリンピックに出場しメダルを獲得していますので、本当の実力者でした。北朝鮮での最高栄誉である金日成勲章と労働英雄の称号が与えられています
が、アトランタ五輪の決勝では、柔道着を左前に着て登場し(通常は右前に着る)、そのため田村亮子は相手の前襟が掴めず苦戦したというエピソードがあります。当時、柔道着を左前に着るても指導の対象ではありませんでした。その後規定が改められ、柔道着は右前に着るよう定められています。勝つためなら何でもやってくるのが北朝鮮、だと思った次第です

【レスリング】吉元玲美那「接戦を勝ちきり金メダル」

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