市議会副議長 女児へのわいせつで懲役7年求刑
ガーシーこと東谷和義被告は、参議院議員になれば不逮捕特権が得られて逮捕されないのだ、と当初は思い込んでいました。しかし、国会議員といえども、議会閉会中は逮捕できますし、議会の会期中でも所属する院(衆議院なり参議院の)同意を得られれば逮捕されます
地方議会の議員の中にも、「自分は市議会議員だから逮捕されないのだ」と勘違いしている人物が時々いたりします。警察が事情聴取しようとしたら、「オレは市議会議員だ。逮捕する権利がおまえら警察にはない」と一喝したところ、法の解釈を間違えていると警察官から説明され赤っ恥をかく…というケースもあります。憲法では国会議員に不逮捕特権を与えて入るものの、地方議会議員にはこれを与えていません
さて、前置きはここまでにして、大阪狭山市の市議会議員で副議長のポストにあった井上健太郎被告(議員辞職済み)は、女子児童を野外訓練としてキャンプに誘い出し、わいせつ行為を繰り返していたとして強制わいせつ容疑で逮捕・起訴され、懲役7年が求刑されています
地方議会の議員の中にも、「自分は市議会議員だから逮捕されないのだ」と勘違いしている人物が時々いたりします。警察が事情聴取しようとしたら、「オレは市議会議員だ。逮捕する権利がおまえら警察にはない」と一喝したところ、法の解釈を間違えていると警察官から説明され赤っ恥をかく…というケースもあります。憲法では国会議員に不逮捕特権を与えて入るものの、地方議会議員にはこれを与えていません
さて、前置きはここまでにして、大阪狭山市の市議会議員で副議長のポストにあった井上健太郎被告(議員辞職済み)は、女子児童を野外訓練としてキャンプに誘い出し、わいせつ行為を繰り返していたとして強制わいせつ容疑で逮捕・起訴され、懲役7年が求刑されています
自ら主催の「けんちゃんキャンプ」で参加女児にわいせつ行為
起訴状によりますと、大阪狭山市の市議会議員だった井上健太郎被告(55)は、小学生のリーダーシップ養成を目的とした「けんちゃんキャンプ」という宿泊イベントを企画・主催していましたが、▽2020年9月に大阪府で開催した同イベントで、就寝中の女子児童4人(当時10~11歳)にわいせつな行為をしたほか、▽2021年8月に福井県で開催した同イベントで、女子児童1人(当時11歳)を無人の部屋に連れ込んでわいせつな行為をし、さらにキスをしたなどの強制わいせつの罪に問われています。
大阪でのイベントをめぐり、女子児童同士が被害についてSNSで話し合う中で、保護者が事態を把握し、井上被告の犯行が明るみに出ました。
井上被告は今年4月に大阪狭山市議を辞職。裁判でも「とてもひどいことをした。反省している」と述べ、起訴内容を認めていました。
保護者「刑期を終えても、被害女児は心の傷を一生背負っていく」涙こらえ陳述
10月2日に大阪地裁堺支部で開かれた裁判では、被害女児の保護者が、時に涙をこらえながら意見陳述を行いました。
被害女児の保護者
「過去に被告人は『キャンプは生きがい』だと述べていました。私はそんな被告人が、人生を棒に振るようなことをするだろうかと思っていました。でも子どもが嘘をつくはずがない… 別の女児の被害が発覚し、(被告の犯行への疑念は消え)確信に変わりました」
「娘がどんなにつらかったか、どんなに怖かったか、想像もつきません。たった数年、刑務所で刑期をつとめただけで、罪を償ったなんて思わないでほしいです。あなたが刑期を終えても、被害女児は心の傷を一生背負っていくのです」
「性犯罪は魂の殺人と言われます。大切な未来ある子どもたちの魂を殺したことを一生忘れないでください」
検察側は「イベントの主催者という絶対的な上下関係を利用した犯行で、被害女児の健全な発育に影響を与えたことは間違いない」「犯行態様や常習性からも、強制わいせつ事案の中でも最も悪質と言える」などとして、懲役7年を求刑しました。
井上被告は最終陳述で「改めて自分が犯したことの重さが、どう言ったらいいのか……(心の)中に入ったというか、まだそれぐらいの反省しかできていないんだなと感じて、恥ずかしくなっています」などと述べ、最後に「申し訳ありませんでした」と繰り返しました。
判決は10月30日に言い渡されます。
(MBSニュースの記事から引用)
井上被告は「キャンプは生き甲斐」と語っていたそうですが、実際は「キャンプ場で女児にわいせつ行為をするのが楽しくて仕方がない変態」だったのでしょう
懲役7年の求刑は被告にとって想定外であったのかもしれません。判決ではギリギリ執行猶予付き判決が出るくらいの線を狙っていたのでは?
求刑が懲役7年では、判決で多少の割引があっても懲役5年~6年の量刑となり、これでは執行猶予付き判決にはなりません(懲役3年以下の刑なら執行猶予が場合があります)
なお、井上被告には複数件の余罪があったものと考えられるのですが、児童の親が被害届を出さなかったのか(表沙汰にしたくない?)、4人の被害者についてのみ立件した形です。逮捕時は「5人の女児の体を触るなどした」容疑でした
そこらの事情は詮索しても仕方がないので脇に置いて、井上被告は犯行が露見するとは思っていなかったのでしょうか?
いまどきのこどもですから小学生でも高学年になれば、体を触られたなら「自分がわいせつ行為を受けている」との自覚はあるわけで
性犯罪者特有の、「自分はうまくやっている」とか、「どうせ何をされたか判らないはず」など認知バイアスが働いていたのかもしれません
ただ、求刑公判の記事を読む限り、自分の罪の重さや被害児童に与えた悪影響などよく理解できていないのかな、と思ったりします
本当の後悔するのは刑務所に服役してからなのでしょう
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