千葉県警警部 強姦や盗撮で懲役13年判決

警察官による犯罪は珍しくないのですが、それでも世間一般からは厳しい目が向けられるのは当然です。ましてやアパートに夜間、侵入して強姦を繰り返すような醜悪な犯行であれば、一層非難が強まります
千葉県警捜査4課(暴力団や半グレを取り締まる部署)で警部をしていた岡田誠被告は性的暴行を繰り返したり、盗撮をしていた容疑で逮捕、起訴され、懲役17年を求刑されていました。懲役17年は殺人犯と同等の服役期間になります
千葉地裁は懲役13年を言い渡しており、求刑よりは4年も短縮されています。この4年分の短縮にどのような意味があるのか、判断の根拠がどこにあるのか、裁判を担当した品川しのぶ裁判長に訊いてみたいところです


女性6人に性的暴行や盗撮をしたなどとして、強制性交などの罪に問われた千葉県警捜査4課の元警部、岡田誠被告(46)の判決公判が27日、千葉地裁であり、品川しのぶ裁判長は懲役13年(求刑懲役17年)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、2014年7月~17年7月、当時19~29歳だった3人の女性の自宅=いずれも千葉県内=に侵入。台所にあった包丁をベッドで寝ていた女性に馬乗りになって突きつけて脅し、性的暴行したとされる。
22年6~8月には、駅のエスカレーターや侵入した住宅敷地内で女性3人を盗撮したなどとして、県迷惑防止条例違反などの罪にも問われている。
被告は7月の初公判で「全て間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は懲役10年が相当と主張していた。県警は昨年11月、被告を懲戒免職処分にした。
(千葉日報の記事から引用)


余談になってしまいますが、裁判官にも女性が登用され、その数も増えています
本件裁判を担当した品川しのぶ裁判官は、以前に当ブログで取り上げた事件(中学生だった自分の娘を姦淫しこどもを産ませたとして逮捕、起訴された父親)を担当しており、「違法捜査だ」とか「証拠が捏造されている」などと法廷で喚き立てる被告に退廷を命じ、被告不在のまま判決を言い渡すという度胸満点の訴訟指揮を披露した人物です

実の娘と性交、出産させた父親に懲役7年

退廷を申し渡して法廷から被告を追い出す際、「言いたいことがあれば書面で提出してください」とさらりと言ってのけるところなど、法廷ドラマさながらの場面があったようです
さて、話を本件に戻して、懲役17年の求刑に対し判決は懲役13年と大幅値引きとなったわけですが、それでも岡田被告は判決を不服として控訴するのでしょうか?
自分は13年も刑務所に入れられるような人間ではない、とでも主張するのか。控訴するのは被告の権利ですが、最終的には己の罪を受け入れなければなりません。警察官というプライドが邪魔して罪を受け入れる気になれないのであれば、到底反省などできないのであり、不満たらたらのまま刑務所生活を送ることになります。他の受刑者から、「おい、警部さん」と呼ばれて揶揄されるのでしょう

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