サッカー日本代表が独戦に勝利 羨む韓国と中国

サッカー日本代表はドイツとの国際親善試合に4対1で勝利し、ワールドカップでの対戦を含めて強豪ドイツ相手に2連勝となりました
他方で韓国はウェールズと対戦して0対0の引き分けに終わり、中国はマレーシアと対戦して1対1で引き分けています
中国や韓国のメディアは自国チームと日本を比較し、悲憤慷慨していますので取り上げます
他国にチームを妬んだり、羨んだところで何も始まらないのであり、まずは代表以下の各年代の強化を図り、選手層全体の底上げを図るべきなのですが、そうした考えはないようで代表監督の首さえすげ替えればどうにかなる、と短絡的な思考に走っているのも問題です
韓国と中国の反応を伝える記事を貼ります


サッカー日本代表は9日(日本時間10日)、ドイツ・ウォルフスブルクで行われたドイツとの親善試合に4-1で完勝した。昨年のカタールワールドカップ(W杯)に続く連勝。これに羨望の視線を向けているのが、長年アジアでライバルと目されてきた韓国。自国代表には厳しい声が届いている。
韓国メディア「MKスポーツ」は「日韓サッカーの差がさらに広がった」とする記事を掲載。「単純に結果だけ良かったのではなく、内容でも圧倒した」と森保ジャパンに賛辞を送った。
「この日14本のシュートのうち、枠内に11本。枠内が3本に過ぎなかったドイツとは大きな違いがある。ボール支配率で大きく押されたが問題にならなかった。日本は、知っていても防げないカウンターアタックという武器を備えていた」と内容を分析している。
さらに「日本は速い攻守転換と滑らかなパスワークでドイツを完全に崩した」と表現。「カタールW杯でドイツとスペインを下して16強入りしたのは、決して偶然ではない」と称えた。
韓国代表はウェールズと0-0、クリンスマン監督就任後勝ちがない
ここまでの賛辞は、韓国代表の現状とも関係がありそうだ。7日(日本時間8日)に行われたウェールズ戦はスコアレスドローで、これでドイツ人のユルゲン・クリンスマン監督が就任してから2分3敗。未だ白星がない。
日本と韓国を比較し「日本が確実なチームカラーを手に進んでいる時に、クリンスマン体制の韓国は無色無臭なサッカーで接戦を続けている。5試合を行って、確固たるチームカラーを見せられなかったのは深刻だ」と、韓国には勝敗以上に大きな欠点があるとしている。
クリンスマン監督の「3月の初戦に比べ、ウェールズ戦で変わった」というコメントさえ「変わったのは正しい。むしろ退化した」と皮肉を持って伝えている。
(THE ANSWERの記事から引用)

森保ジャパンの快勝劇に中国メディアからも絶賛する声が上がった。
現地土曜日、日本代表は敵地ヴォルフスブルクでドイツ代表と対戦し、4-1の快勝を飾った。11分に伊東のゴールでさっそく均衡を破ると、19分にいったん追いつかれるが、わずか3分後に上田の得点でふたたび勝ち越す。後半も攻守に集中力の高いサッカーを展開して大国を封じ込め、終盤に浅野、田中の連続弾で一気に突き放した。
日本サッカー界にとって歴史的な一戦を、中国メディア『捜狐』も強い関心を持ってレポート。「もはや日本はアジアから遠く飛び立ち、ヨーロッパの強国と肩を並べる存在に台頭した」と論じつつ、同じ日に格下マレーシアと地元で1-1と引き分けた自国代表チームの不甲斐なさを嘆いた。
「およそ2か月後にスタートするワールドカップ予選に向けて、日本や韓国、オーストラリアといった国々は積極的に国外に出て強化を図り、とりわけ日本は攻守両面で大国ドイツを圧倒して4-1で勝利を収めるという快挙を果たした。もはや我々(中国代表)との差は天と地ほど離れてしまったようだ。
日本がドイツの地で喝采を受ける一方で、中国の選手たちは2万6000人に及んだ成都の観客から大ブーイングを食らい、ペットボトルを投げつけられ、唾をかけられた。これが先行きの見えないチームとの歴然たる差と現実である」
来週火曜日に日本はベルギー・ゲンクでトルコ代表と親善試合を戦う。同日に中国代表はふたたびホームゲームを開催し、今度はシリア代表を招待している。
(サッカーダイジェストの記事から引用)


中国のサッカーは相手選手を蹴り飛ばす少林サッカーと呼ばれ、その荒っぽいプレースタイルから嫌われています。なので、ヨーロッパの強豪国は中国とのテストマッチは忌避しているのが現実です
監督を交代しても少林サッカーを続けているのですから、選手個々の意識は変わらないのでしょう
また、韓国代表も優れたフォワード陣を有するとは言うものの、試合ではシュート本数が圧倒的に少ないのであり、これでは点が取れません
ソン・フンミンら韓国のフォワードは局面を打開するような突破力がなく、ゴール前でこぼれ球が運よく自分の前に転がってきたらシュートできるというタイプの選手なのかもしれません
他国を羨んでいるだけでは前に進めないのであり、中国も韓国もU-15やU-17の世代を強化する仕組みを整えるべきでしょう。そのためにも、「代表候補に選ばれたいのであれば金を出せ」と賄賂を要求するスタッフ、コーチを一掃する必要があります

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