男子生徒１３人の股間触った教師　停職３か月: 夾竹桃日記

2023年09月10日

男子生徒１３人の股間触った教師　停職３か月

学校で児童・生徒に対してわいせつ行為をした教師は原則、懲戒免職にするのが当然だと思います。が、時折、懲戒免職としない処分（停職など）も報道されます

令和３年から「教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する法律」が施行されています。その目的は「この法律は、教育職員等による児童生徒性暴力等が児童生徒等の権利を著しく侵害し、児童生徒等に対し生涯にわたって回復し難い心理的外傷その他の心身に対する重大な影響を与えるものであることに鑑み、児童生徒等の尊厳を保持するため、児童生徒性暴力等の禁止について定めるとともに、教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関し、基本理念を定め、国等の責務を明らかにし、基本指針の策定、教育職員等による児童生徒性暴力等の防止に関する措置並びに教育職員等による児童生徒性暴力等の早期発見及び児童生徒性暴力等への対処に関する措置等について定め、あわせて、特定免許状失効者等に対する教育職員免許法の特例等について定めることにより、教育職員等による児童生徒性暴力等の防止等に関する施策を推進し、もって児童生徒等の権利利益の擁護に資することを目的とする」と明記されています

要するに児童・生徒を対象とした性犯罪教師について、教員免許を取り消し、再交付を求める申請があっても交付しないと明確にしたものです

ただ、最初に書いたように厳格な法の運用がされているのか、疑わしい部分もあります

名古屋市教育委員会は男子生徒１３人の股間を触ったというジャニー喜多川みたいな教師を、停職３か月の処分にしたと発表しています

勤務する高校の複数の男子生徒に対して、服の上から股間を触れるなどしたとして男性教諭が停職3か月の懲戒処分を受けました。

9月5日付で停職3か月の懲戒処分となったのは、名古屋市の高校に勤務していた39歳の男性教諭です。

名古屋市教育委員会によりますと、男性教諭は去年4月から今年6月までの間、放課後などに校内で男子生徒13人に対して、服の上から股間に触れるなどの不適切行為したということです。

令和5年6月、被害にあった男子生徒から別の教諭に相談があり、発覚しました。

男性教諭は、名古屋市教育委員会の聞き取りに対し、「コミュニケーションの一環だった」と動機を明かし、「たくさんの人に迷惑をかけてしまった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話しているということです。

（テレビ愛知の記事から引用）

「たくさんの人に迷惑をかけてしまった」と釈明していたようですが、気持ち悪いので退職してもらいたいものです

それに股間を触る行為を「コミュニケーションの一環だった」などと述べているところも問題です。一体どこの世界に股間を触るというコミュニケーションが存在しているのか、と。コミュニケーションなどではなく、同性愛行為に誘い込もうとする手口だったのでは？

教育委員会の担当者が、「コミュニケーションの一環なら仕方がないね。わいせつな行為ではないね」と認めたりはしないはずで、あくまで本人の言い分を紹介したと解釈します