横浜女子大生殺害 元カレはパチンカス
横浜市で女子大生が交際相手によって刺殺された事件の続報です
殺害された冨永紗菜さんは伊藤龍稀容疑者の暴力に悩み、何度か警察にも通報しています。が、話し合った結果、交際を継続する方針に戻るなど、揺れ動いていたとが報じられています
ヤフーニュースのコメント欄には冨永さんが別れるのか、交際を続けるのか方針が二転三転させたことを批判する書き込みも見られます。が、彼女はまだ18歳であり、伊藤容疑者をどう扱えばよいか決断できなかった事情も考慮すべきであり、一方的に批判するのは不適切です。これは殺人事件であり、あくまでも刃物を持ち出して冨永さんを殺害した伊藤容疑者に責任があるわけで、被害者を誹謗中傷するのは控えてもらいたいものです(自身の見識、見解を披露したくてコメントを書き込むのですから、誰かを責める主張になってしまいがちです)
ヤフーニュースのコメント欄には冨永さんが別れるのか、交際を続けるのか方針が二転三転させたことを批判する書き込みも見られます。が、彼女はまだ18歳であり、伊藤容疑者をどう扱えばよいか決断できなかった事情も考慮すべきであり、一方的に批判するのは不適切です。これは殺人事件であり、あくまでも刃物を持ち出して冨永さんを殺害した伊藤容疑者に責任があるわけで、被害者を誹謗中傷するのは控えてもらいたいものです(自身の見識、見解を披露したくてコメントを書き込むのですから、誰かを責める主張になってしまいがちです)
文春オンラインの記事から一部を引用します
喧嘩と仲直りを繰り返し、警察が仲裁に入った事案が4件
「冨永さんの母親から『娘が血だらけで倒れている』との通報があり、その約10分後、神奈川県警鶴見署に刃物をもった伊藤龍稀(はるき)容疑者(22)が出頭しました。『彼女が家から出てきたところを刺してしまいました』などと供述したため、当局は伊藤容疑者を殺人の疑いで逮捕。冨永さんは警察が駆けつける前に家族の手で病院に運ばれたものの、同日午前11時22分に死亡が確認されています」
2人は1週間前まで交際関係にあり、継続的に喧嘩と仲直りを繰り返していたという。
「神奈川県警によると、2021年10月~23年6月までの間に、冨永さんと伊藤容疑者が喧嘩になり、県警が仲裁に入った事案が4件あったといいます。まず、2021年10月に冨永さんの友人から110番通報があり、当局は伊藤容疑者を口頭注意し、双方の親に監護依頼をしています。
2件目は2022年6月に冨永さん本人から通報がありました。伊藤容疑者が壁を蹴ったり、冨永さんの腕をつねったためのようです。伊藤容疑者は暴力を認め、別れる意思を示していたといいます」(同前)
これで2人の関係には終止符が打たれたはずだったが……。
日常的に怒鳴り声や壁を蹴る音、何かが割れる音が聞こえていた
「同年7月、県警が冨永さんに連絡したところ、『仲直りをした』と言っていたようで、警察としては対応を終えていました。しかし、同年12月、今度は伊藤容疑者の自宅の隣人から『男女の争う声が聞こえる』と通報がありました。冨永さんは、別れ話を切り出したところ、『別れたら殺す』などと言われ、首を絞められたようです」(同前)
通報した近隣住民が当時を振り返る。
「日常的に怒鳴り声や壁を蹴る音、何かが割れる音がしていました。当日は夜中の2時くらいに『痛い、ごめんなさい』『うるさいから黙れ』みたいな声がして、あまりにも騒がしいので警察に通報したんです」
ところがこの際も、「すぐに仲直りしました。今後はトラブルのないように関係を続けていきたい」と冨永さんは語っていたという。
「そして6月22日、再び冨永さんから110番通報がありました。車のなかで些細なことから喧嘩となり、伊藤容疑者から叩かれたため、冨永さんも叩き返したそうです。このとき警察が2人を口頭注意し、双方の親を交えて話し合いをすることになっていました」(前出・社会部記者)
連絡やSNSをすべて断ち切って、親も通して縁を切ろうとしていた
相談を受けていた冒頭の友人が振り返る。
「ずっと別れるって話はしていましたが、『別れたら殺すから』というようなことを言われていたので、別れられませんでした。最終的には連絡やSNSをすべて断ち切って、親も通して縁を切るといった、自然消滅のような形で破局にもっていこうとしていたんです」
(文春オンラインの記事から一部を引用)
冨永さんが伊藤容疑者と出会ったのは、飲食店でアルバイトをしていた時で、伊藤容疑者は店長でした。その後、店を辞めて仕事を転々としており、パチンコかパチスロにのめり込んでいたようです
パチンコにしろパチスロにしろ、法律上は公認されたギャンブルですが、依存症とも言うべき過度なのめり込みをする人たちがいます。仕事もそっちのけて一日中パチスロをやっていたり、借金してまでもパチスロに注ぎ込んだりと
冨永さんを暴力的に支配し、束縛していた伊藤容疑者がパチンコなりパチスロにどっぷりと浸かっていた、というのはいかにも有り得そうな話です
ただ、そんな男とくっついても幸せになれはしないのであり、きちんと別れる(警察の手も借り、どこかへ避難するなりして)選択をしてもらいたかったところです。もちろん、冨永さん自身も家族もこんな経験は初めてですから、どう対処すればよいのか迷いに迷ったのは無理からぬところです
大学に通っていたのですから、大学をやめて遠方に引っ越すという選択はできなかったのでしょう。あるいは話し合いを重ねて説得すれば、伊藤容疑者も引き下がると思ったのか?
冨永さんは友人にも相談していたと記事に書かれています。が、友人とて同年代であり、ストーカー対応などやった経験はないのですから有効な提案はできなかったと思います
もし身近にストーカー被害を受けている方がいれば、弁護士に依頼して間に入ってもらうとか、手はいろいろあるのですから、専門の相談機関に電話し、知恵を借りてください。友人や親だけに相談していても、有効な解決策を打ち出せない場合があります
(関連記事)
横浜女子大生殺害 伊藤被告に懲役18年判決
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503726678.html
横浜女子大生殺害 伊藤被告初公判
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503607223.html
横浜女子大生殺害 伊藤龍稀を起訴
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/500142366.html
横浜女子大生殺害 元カレを逮捕
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503726678.html
横浜女子大生殺害 伊藤被告初公判
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503607223.html
横浜女子大生殺害 伊藤龍稀を起訴
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/500142366.html
横浜女子大生殺害 元カレを逮捕
静岡女子大生殺害 懲役20年の判決は妥当か?
静岡女子大生殺害 無期懲役求刑
静岡女子大生殺害 ストーカーの言い分
静岡女子大生殺害 初公判で容疑を認める
静岡女子大生殺害 7月5日に初公判
静岡女子大生殺害 初公判はいつ?
静岡女子大生殺害 同じ学部の学生が犯人
死刑執行 三島女子大生殺人の服部死刑囚
福岡女子予備校生殺害 甲斐被告に懲役20年の判決
福岡女子予備生殺害 懲役22年求刑
福岡女子予備校生殺害 鑑定留置後、起訴へ
町田 読者モデル女子高生殺害事件を考える1 幼なじみ
町田 読者モデル女子高生殺害事件を考える2 どこまでが発達傷害なのか
甲府放火殺人 交際拒否で逆恨み
甲府放火殺人 19歳少年を逮捕
「DV被害者はマゾ」と発言した東大教授
ストーカー警告 取り消し請求はできるのか?