横浜路上殺人 服部容疑者とは?

横浜市戸塚区東俣野町の歩道で今年2月、藤沢市在住の高齢男性が殴打され殺害される事件があり、現場近くに住む服部繁雄容疑者(64)が逮捕されています
服部容疑者とはどのような人物なのか、週刊女性が記事にしていますので一部を引用します
熟年離婚をしたのか、かつて家族と同居していたマンションで服部容疑者は1人暮らしをしていたと報じられています


「Tシャツ30枚一気干し」「玄関前には大量の…」横浜・“バット振り回し”撲殺男の奇妙すぎる素顔
(前略)
以前は妻と子ども、犬がいると賑やかな一家だったが…
「当初は奥さんと子ども、ダックスフント2頭という賑やかな一家で家族仲はよさそうでした。変化がみられたのは7~8年ぐらい前。いつの間に別居したのか、奥さんがたまに自転車で通ってくる関係になり、子どもの姿も見かけなくなったんです。車も処分したようでした」(同じマンションの住人)
登記簿謄本などによると、容疑者は22年前にローンを組んでマンションを購入。ところが8年前から神奈川県や横浜市に次々と自宅を差し押さえられるようになり、税金などを滞納するほど家計が苦しくなった様子がうかがえる。差し押さえは2年前にすべて解除されているが、家族は戻ってこなかった。
「マンション住人とは付き合いがほとんどないと思う。路上から部屋を見上げると、週に1回、洗濯物を一気にベランダに干す習慣があるらしく、それがTシャツ30枚ほどが並び、大量なので目立った。窓のすだれはバラバラに壊れ、室内は荷物がゴロゴロと散乱するなど荒れていた。ひとり暮らしが長くなるうち生活が乱れたのかもしれないが、騒音など周囲に迷惑をかけるようなトラブルは起きていない」(別の住人)
前出の住人はこう付け加える。
「よく黒か紺色っぽいニット帽をかぶっていて、帽子をとると頭髪が薄いのは知っていました。でも、フード付きのロングコート姿や金属バットを手にする姿は見かけたことがありませんでした」
複数の住人によると、ほかの住人と積極的に交流するタイプではなく、住人集会にも出席したことがない半面、迷惑な存在でもなかった。
自宅を訪ねると、なぜか玄関前にビニール傘や女性用折り畳みなど傘をズラッと10本も並べていた。洗濯同様、“溜め込む”傾向がみられる。
一部報道によると事件当日は仕事を休んでいたことが判明。
複数の関係者によると、過去には宅配便の仕事をしていたようだといい、一時期は夜間に留守がちな生活を送っていたため「夜の商売をしているのではないか」とみるマンション住人がいた。
一方、亡くなった柴田さんは技術職で勤め先を退職後、同県藤沢市内の一戸建て住宅で妻とふたりで暮らしていた。容疑者宅とは約2キロ離れている。
(以下、略)


住民税を滞納して横浜市や神奈川県からマンションの差し押さえを受けたと書かれていますので、金融機関その他にも借金があったものと推測されます。差し押さえは解除されていますので、滞納分の住民税は納付したのでしょう。ただし、借金が返済されたのかどうかははっきりしません
借金返済の督促から逃れるため、離婚するというケースは珍しくありません
ただ、借金返済だけが離婚の原因とは限らず、夫婦間に何らかのトラブルがあったとも考えられます
上記の記事を読んでも、服部容疑者やその家族の知人・友人と呼べるような人物は近隣におらず、交流がなかったのでしょう。同じマンションの住人であっても、服部容疑者の家庭事情は承知していないと分かります
早朝や夕方に散歩をしている高齢者が大金を持ち歩いているはずなどありませんので、金銭目的の強盗という線はないでしょう
となれば、被害者男性と道端で行き逢いトラブルになって、その報復だったのか。あるいは鬱屈を晴らすため、誰でもよいから殺してやろうと考えたのか?
おそよ生産性のない行為であり、損得抜きに感情が爆発して犯行に至ったのかもしれません
スーパーのレジで怒鳴りだす高齢者とか、駅員にくってかかる高齢者とか、突然にスイッチが入って暴発する老人は珍しくありません
本当の理由、原因は服部容疑者しか知らないのですから、供述が得られるかどうかにかかっています。もちろん、動機不明のままでも起訴できますが
追記:服部容疑者は7月7日、殺人罪で横浜地検が起訴しています

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