ガーシー帰国して逮捕 「逮捕ない」と言ってた人は

元参議院議員のガーシーこと東谷和義容疑者が日本に帰国し、成田空港で逮捕されています
これまでに、「ガーシーの逮捕はない」とか、「帰国せず、外国で逃亡生活を続ける。第2のカルロス・ゴーンだ」などと、訳知り顔でコメントを出していたジャーナリストらはどんな釈明をするのでしょうか?
おそらく、「状況が変わった」とでも言うのでしょう。便利な表現です。「状況が変わった」
さらに堀江貴文は、「容疑を認めれば20日で保釈され、出てくる」とまで断言しています。しかし、東谷容疑者の事件は複数ありますので、再逮捕されて勾留、さらに再逮捕と取り調べが長引き、20日で釈放はあり得ないはずです
有名人がさまざまな事件、事故、疑惑などに関心を示し、ツイッターで発信するのは勝手ですが、あまりに無責任な物言いはデマを拡散する結果にもつながります。事実関係を踏まえ、慎重に発言した方がよいのでは?


実業家の堀江貴文氏が4日、政治家女子48党の立花孝志氏と生配信を行い、この日、滞在先のUAEドバイから帰国し、逮捕された元参院議員のガーシー(本名東谷義和)容疑者(51)について、「容疑を認めれば20日で帰ってこられると思う」と話した。
ガーシー容疑者は、インターネットの動画投稿サイトで芸能人らを脅迫したなどとした暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、名誉毀損(きそん)などの疑いで逮捕された。
堀江氏は、自身も逮捕された経験があることを引き合いに「逮捕されたことある身としては『これで脅迫になるんですか?だったらしゃあないですね』ってことで普通に認めたら、普通にもう20日で帰ってこれると思いますよ」と推測した。
立花氏は「ガーシーは、やっぱり怖がりなんですよ。世間が思ってるような感じじゃないんですよね。すごい怯えるんですよ」とガーシー容疑者の性格を説明。それに対して、堀江氏は「だとしたら余計に『この人はこういう人間なんです。ビビッてというか、怖がりでそういうコワモテになるようなことがあるんです』みたいな感じで『すいません』って言ったら全然」と楽観的に語った。
(デイリースポーツの記事から引用)

昨年7月の参院選で初当選するもドバイに滞在したまま一度も登院せず、「議場での陳謝」を拒否したため3月15日の参院本会議で除名処分に。翌16日に警視庁が逮捕状を取ったが、SNS上で「一生帰国しないことを覚悟いたしました」「もう日本に帰らんから」などと啖呵を切っていた。
それから2カ月あまり経った6月4日、世間を騒がせた逃亡劇がついに終止符を打った。警視庁は同日17時頃、成田空港に到着したガーシー容疑者を逮捕し、これから本格的に取り調べを行う方針だという。
「ガーシー容疑者は今朝、滞在先のドバイを出発しました。航空機に捜査員は同行していなかったといいます。『紛失した』と明かしていた旅券は4月12日に失効し、警視庁は翌13日に国際刑事警察機構(ICPO)を通じて彼を国際手配。5月下旬には捜査員をドバイに派遣し、現地当局に捜査協力を依頼していました。ガーシー容疑者は自主的に帰国したのではなく、現地当局の働きかけが帰国を促したと見られています」(全国紙記者)
一方、大勢の警察関係者や報道陣がガーシー容疑者を待ち構えるなか、姿を現したガーシー容疑者はまるで“セレブ”のようだったという。
「日に焼けた素肌に金髪のヘアスタイル。Tシャツに白の半ズボン、サンダルというラフな格好でしたが、ブルーのポケモンTシャツは高級ブランド『バルマン』とのコラボ商品で約6万もすると言われています。しかも連行される際には、笑みを浮かべていたのです」(スポーツ紙記者)
旧NHK党(政治家女子48党)の立花孝志元党首(55)は同日の会見で、ガーシー容疑者から帰国前に連絡があったことを明かし「党として全力で応援していく」とサポートを表明。そうした“後ろ盾”があるがゆえに、ガーシー容疑者は余裕の表情を見せていたのだろうか——。
しかし、“一生帰国しない宣言”からわずか2カ月あまりで逮捕された結末に、ネット上では呆れ声が相次いでいる。
《ガーシーこの期に及んで強がってんのダサすぎる》
《逮捕されたのに、ヘラヘラ笑い、勝ち誇ったかのような態度。本当にクソだな》
《哀れな末路だな、ガーシー》
「ガーシー容疑者は“暴露系YouTuber”から参院議員に転身してからも、“事情聴取を受けるのが怖い”との理由で帰国を拒み続けてきました。逮捕状が出てからは実家が家宅捜索され、SNSのアカウントも相次いで凍結。残された有料のオンラインサロンでは、“暴露封印”の方向転換に離れていくファンもいました。
一方で彼は、動画を通じて耳目を集める発言を繰り返してきました。『オカンは勘弁して』と嘆願したかと思えば、SNSの凍結要請を出した警察に『消してくれてありがとう』と挑発。最近でもドバイでの優雅な暮らしをアピールしつつ、『落ち込んでいない』と余裕の態度を見せていたばかり。立花氏は会見で『国会議員に再挑戦してもらいたい』と期待を寄せていましたが、世間の感情を逆撫でするような態度を散々してきたガーシー容疑者を信用する人はほぼいないのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)
もはや“ダークヒーロー”とは呼べないガーシー容疑者の行方は、果たして——。
(女性自身の記事から引用)


ガーシーをダークヒーローなどと思っていた人がいるのか、大いに疑問です。そもそもが、BTSのファンだという女の子に、「BTSに遭わせてやる」などとツテもコネもないのに大口を叩き、金をだまし取ったまま逃げたというチンケな犯罪から始まったのです。芸能界に顔が利くとか、コネがあるように嘘をつきまくっていた小悪党です。この詐欺事件はガーシーが他の人から金を貸してもらい、被害者に返済したので被害届は取り下げられています
そんな人物を参議院議員候補として擁立したNHK党の狙いも疑問であり、ポピュリズムを煽って利用しただけでしょう
さまざまな擁護発言をNHK党の立花孝志も批判されて然るべきです。共犯として逮捕するわけにはいきませんが
過去に海外に逃亡した実績があるだけに、ガーシーがすんなり保釈されるとは思えません。「逃亡のおそれがある者、罪証隠滅を図ろうとする者」については保釈せず、拘置所に勾留したまま裁判になるの常です。カルロス・ゴーンの保釈を認めた東京地裁は大いに反省し、責任者を処罰するべきです(裁判官はその職務上の判断、判決で懲戒を受けることは原則としてないのですが)
今後は数度、再逮捕され、勾留されて取り調べが2カ月くらいは続くはずであり、堀江貴文の言うような20日で釈放といった軽微な事件という扱いにはならないと予想します。もちろん、判決としては重罪あつかいにはならず、懲役3年執行猶予5年という結果かもしれませんが

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