立憲小西議員に謝罪させる必要なし、と立憲杉尾議員

憲法審査会を「サルの集まり」と罵倒した立憲民主党参議院議員で憲法審査会筆頭幹事の小西洋之議員ですが、その任を外されています。後釜として憲法審査会の筆頭幹事に就いたのが元ニュースキャスターの杉尾秀哉参議院議員です
その杉尾議員は取材に応じて、「参議院憲法審査会の場で小西議員に謝罪させる必要はない。発言は憲法審査会の外で行われたものであり、憲法審査会の場で発したものではない」と発言。謝罪は不要との考えを明らかにしています。が、この発言が杉尾議員の個人的な見解なのか、立憲民主党としての見解なのかが問題になります


参院憲法審査会で野党筆頭幹事に就いた杉尾秀哉参院議員(立憲民主党)は5日、前任筆頭幹事の小西洋之氏(同)の「サル」発言について、憲法審の場で撤回や謝罪を行う必要はないとの認識を示した。「発言自体が憲法審の中での話じゃない。その後のぶら下がりのオフレコの場の発言だ。憲法審の場で謝罪とか、そういうふうにしなければいけないということではない」と述べた。
5日の参院憲法審の後、国会内で記者団に語った。記者団が、小西氏の発言はオンレコだったと指摘したところ、杉尾氏は「オフレコであってもオンレコであっても、審査会の中で出た話ではない」と、重ねて謝罪の必要性を否定した。
杉尾氏は5日の参院憲法審から小西氏に代わり野党筆頭幹事に就いた。同日の憲法審で杉尾氏は、小西氏の発言について言及せず、日本維新の会の音喜多駿氏が「当事者、または然るべき立場の方から、憲法審の場で謝罪、撤回などの対応がなされることを強く期待する」と求めた。
(産経新聞の記事から引用)


当の小西議員は「お詫びを申し上げたい」と、謝罪の意を示しています。ならば彼に謝罪させるのがベターなのでは?別段、憲法審査会の場ではなくても、国会内で会見を開いて謝罪すれば「筋を通した」ことになります
ワイドショーのレポーターたちが群がり、繰り下がり、謝罪内容についてあれこれ質問を浴びせるのかもしれません。完全に政治をテレビショーにしているわけですが。不祥事を起こしながら謝罪もせず、自民党を離党しただけでダンマリを決め込んでいる議員たちよりはましです
なぜ杉尾議員が「謝罪する必要はない」と言い出したのか、意味不明です
率直に非を認め、謝罪する態度を示した方が好感度を維持できるわけで
それとも仲間内で庇い合い、持たれ合うのが立憲民主党の方針なのでしょうか?
小西議員の謝罪会見をしないのであれば、立憲民主党の支持率はますます下がるはずです

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