「SLAM DUNK」は日本帝国主義の野望 韓国メディア
「韓流が世界を席巻している」と繰り返し書いてきた韓国メディアですが、最近の韓国内での映画興行成績を見ると「THE FIRST SLAM DUNK」が1位、「すずめの戸締まり」2位と、日本の劇場版アニメーションが上位に並んでいます
中でも「THE FIRST SLAM DUNK」の人気は凄まじく、これまで日本の劇場版アニメーションの興行成績1位だった「君の名は。」を超える観客動員を達成しています
さて、そんな日本の作品のヒットに目くじらを立てている韓国人記者が、「SLAM DUNK」は日本帝国主義の野望が現れたけしからん作品であると批判する記事を書いています。中央日報の記事なのですが、本国の韓国語版には掲載されているのに日本語版には見当たりません
中でも「THE FIRST SLAM DUNK」の人気は凄まじく、これまで日本の劇場版アニメーションの興行成績1位だった「君の名は。」を超える観客動員を達成しています
さて、そんな日本の作品のヒットに目くじらを立てている韓国人記者が、「SLAM DUNK」は日本帝国主義の野望が現れたけしからん作品であると批判する記事を書いています。中央日報の記事なのですが、本国の韓国語版には掲載されているのに日本語版には見当たりません
日本アニメーション「スラムダンク:ザ・ファースト」が観客400万名を突破した。心の片隅が複雑な気持ちになる。この作品は日本の帝国主義的野心を隠しているからだ。韓国式に変えた主要人物たちの日本名を見ればわかる。
主将のチェ・チスの日本名は、アカギタケノリ(赤木剛憲)。真珠湾攻撃などに投入された日本帝国海軍の航空母艦アカギ(赤城)と発音が同じだ。チョン・テマンの日本名は、ミツイヒサシ(三井 寿)。 ミツイ(三井)は、太平洋戦争終結まで銀行、鉱業など、270の会社を保有する巨大日本戦犯企業の一つだ。 ソン・テソプの苗字ミヤギ(宮城)は、日本天王が住む宮を象徴している。ソ・テウンの名前カエデ(楓)は、日本の花闘(※花札)に出てくるタンプンナム(※もみじ)で、日本の文化侵攻を意味する。 主人公のカン・ベクホは、サクラギハナミチ(櫻木花道)だ。サクラギは桜の花の木、日本の象徴だ。日本の精神を称え、帝国主義国家として立ち上がり、花道を歩むという念願が込められている。彼らが所属しているプクサン高校の赤いユニフォームは、日章旗の赤い円を象徴する。
(以下、略)
記事を書いているのは文化部の記者です
日本の歴史や文化の知識をこれでもかと披露し(相当のこじつけですが)、ドヤ顔をして書いている姿が思い浮かびます。彼らにとって歴史であれ文化であれ、他人にマウントを取るため学んでいるのでしょう
流川楓の名前からどう日本批判にこじつけるのかと思って読んだら、「楓は花札に登場するからけしからん」のだと…
日韓併合以降、花札が朝鮮半島にも伝わり、賭け事の定番として現在でも人気です。日本では花札に興じる人を見かける機会はほぼないのですが
この記事を読んでいて、日本のアニメに登場した「(白米に梅干しを入れた)日の丸弁当はけしからん」と韓国メディアが書いていたのを思い出しました。日本批判のためなら何でもあり、という状態です
また、三井を戦犯企業と名指ししているのも韓国の常套手段で、彼らの歪んだ歴史観の反映です。戦犯とは極東軍事裁判など、戦後に戦争犯罪容疑で訴追された被告を指すものであって、三井合名は戦争犯罪に問われてはおらず、ただGHQの命令で会社を分割させられただけです
何でも「戦犯」とレッテルを貼るのは大間違いです。徴用工裁判では三菱重工も日本製鐵も戦犯扱いしていました
しかし、さすがの文化部記者も「スラムダンク」の安西先生やマネジャー彩子、小暮君の名にはいちゃもんをつけるネタが思い浮かばなかったのか、記事では触れていません
もし原作者である井上雄彦に取材する機会があったなら、彼は「登場人物の名前に帝国主義の野望を潜ませたのは何を企んでのことか?」と質問するのでしょうか?
突拍子もない質問に言葉を失う井上先生を前に、彼は「イノウエは図星を突かれ、狼狽した」と記事にするのかも
追記:上記の記事は日本に歩み寄ろうとする尹大統領を「親日派ニダ」とか「日本に屈服した」などと批判する野党の、屁理屈とも受け取れる言い分を皮肉る狙いで書かれたものです。が、その発想自体(日本の文化=悪)がいかにも韓国人の気質を現していると感じます
映画『THE FIRST SLAM DUNK』PV
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