愛子さまの婿候補情報乱発
以前にも書いたように自民党内の保守議員には、「戦後に皇籍を離脱した旧宮家を皇族に復帰させるべし」との根強い考えがあります。さらに、現在の皇族の女性のところへ旧宮家から婿養子に入れれば男系皇族が増えるという考えもあります
そうした考えが善いのか悪いのかはともかく、旧宮家である賀陽家の兄弟2人が愛子内親王の婿候補に挙がっていると週刊誌が報じています
また、華道の家元である池坊家の息子も婿候補だと書いており、まあ好き勝手に書くものだなと呆れます
女性週刊誌にとっては鉄板ネタではあっても、書かれる側にすれば迷惑でしょう
現、今上陛下の時も花嫁候補として十数名もの女性がとっかえひっかえ週刊誌のネタとして取り上げられていました。国民の多くが見合い写真を持って縁談を勧めて回る世話焼きおばさん、おじさんになったような雰囲気でした
愛子さま“お婿様候補”に東大卒のハイスペ華道王子が急浮上!村上天皇の末裔で祖母は元副大臣
(前略)
旧宮家・賀陽家の兄弟2人と、愛子さまの交流が始まっているという内容で、《とりわけ弟さんは愛子さまと4歳しか違わず、年代が近いこともあってことのほかお話が盛り上がり、最近も御所で面会していたというのです》といった皇室ジャーナリストのコメントも記載されている。
同じ内容の記事が『週刊新潮』にも掲載されており、また最近は、ほかの週刊誌も27歳と25歳だと伝えられている賀陽家の兄弟と愛子さまの関係をクローズアップしている。
兄弟の父・賀陽正憲氏は、天皇陛下とは学習院初等科から大学までの同級生。つまり友人の子供同士というご縁だが、なぜ長島議員をはじめとした男系論者たちは、愛子さまと旧宮家の男系男子との結婚を強く望んでいるのだろうか?
静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。
「男系論者たちは旧宮家の皇籍復帰を主張してきました。旧宮家が皇籍を離脱したのは75年も前のことであり、一般人として生活していた男性が皇族になることに賛成できない国民も多いのです。
しかし賀陽家の男子と愛子さまが結婚すれば、以降はほかの旧宮家の復帰の足がかりともなります。復帰を望んでいる旧宮家の勢力とスクラムを組み、愛子さまの人気に便乗して、男系維持を強固なものにしようとする男系論者たちの意図がはっきりと見えます。もし結婚が実現しても、政治的思惑が絡んだ結婚という印象を国民に与えてしまうでしょう」
(中略)
「しかし例外がないわけではなく、現在、霞会館関係者の間で“有力候補”と目されている華道家元・池坊専永さんのお孫さんであるSさんは、学習院には通ったことがありません。それにもかかわらず、なぜ注目されているかといえば、“異例の学歴”も理由の1つです。“皇室史上でもっとも優秀な内親王”とも言われている愛子さまのお相手として見劣りしないものです」
Sさんは現在31歳、華道界のプリンスと目されており、写真家としても活動中。そして慶應義塾大学理工学部に入学後、再受験により文系最難関とされる東京大学法学部に入学・卒業したという経歴の持ち主だ。
「“文理両道”であり、やさしげな顔立ちのイケメンです。本人が“ハイスペック”であるだけではなく名家の出身ということで、天皇家とも接点があるのです。
Sさんの祖母は、かつて文部科学副大臣を務めた池坊保子氏。保子氏の父は子爵で、家系をさかのぼれば平安時代の村上天皇に突き当たります。また保子さんの母は香淳皇后の従妹と、“天皇家のご親戚”です。
Sさんはいま注目されている旧宮家男子ではありませんが、逆に交際や結婚に関して、男系維持派の政治家たちの思惑を意に介する必要もないといえます」
(以下、略)
池坊保子は相撲協会の評議会議長も務めていましたが、力士の暴行事件を巡る処分などを巡ってトンチンカンな発言も多く、世間知らずのお嬢様そのままという印象しかない人物です。元々は藤原北家から枝分かれした分家の梅溪家の系統です。同じ藤原北家の分家でも左大臣や右大臣、太政大臣にまで登れる清華家より下の各付で、大納言まで登れる家格でした。明治以降は子爵の爵位に叙せられています
娘の池坊由紀(池坊専好)が次の池坊家の家元を継承すると決まっており、華道池坊家としては初の女性家元になるのだとか。ちなみに父である池坊専永はその父親が藤原北家の分家である油小路家から池坊家へ養子入りして池坊家を継いだ人物です。油小路家は旧伯爵家であり、梅渓家より1段格上という扱いになります
このように名家とされる家が数多くひしめいており、中でも藤原家の系統は長く娘を天皇家へ嫁がせたり、天皇家の娘を嫁に迎えたりして血縁関係を保ってきた歴史があります。なので、藤原家の流れを汲む男子が婿に入るというのも、特段珍しいとは感じません
ただ、池坊由紀の旦那である池坊雅史は東大卒の大蔵官僚出身で、一時期テレビ番組にもキャスターのような形で出演していたのですが、途中から姿を見せなくなりました。現在では華道の普及活動など本業に専念しており、専好が表看板なら彼は裏方に徹しているようです。Wikipediaにも彼のページが存在したのですが、現在は抹消されており、まるでいなかったかのような扱いになっているのが不思議です
名家の池坊家へ婿入りしたからには、目立ってはいけないという決まりでもあるのでしょうか?
ともあれ、愛子内親王におかれては「ニューヨークで弁護士を目指す」などという男にひっかからないよう祈るばかりです
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