大阪の病院職員 女児へのわいせつ等40件で起訴
今年の1月、吹田市の病院職員の男が帰宅途中の女子小学生を待ち伏せし、家に押し入って強姦する犯行を重ねたとして逮捕・送検された件をブログで取り上げました。逮捕された柳本智也について、盗撮行為など余罪が次々と明らかになり、最終的に40件にも及んだとされます
中学生の頃から柳本被告は盗撮を繰り返していたとされ、携帯電話の普及によって誰でも盗撮できる時代になった現れとも言えます
1月の逮捕時の記事を貼ります
「言うこと聞かんかったら殺す」「誰かに言ったらもう終わりや」-。男は小学生女児たちにカッターナイフを見せながらこう脅し、容赦なく性的暴行を加えていた。自らの欲望のおもむくまま犯行に及び、女児たちに「死」の恐怖とともに深い心の傷をも植えつけたその態様を聞くにつけ、言葉にならないほどの憤りを覚えた。
男は大阪府吹田市の無職、柳本智也被告(26)。下校後に一人で留守番をする女児ばかりを狙って家に押し入り、わいせつな行為を繰り返したとして、大阪府警が1月19日、強制性交致傷などの疑いで再逮捕したと発表した。その後起訴されたが、被害女児は昨年までの約6年間で10人に上った。
柳本被告はスマートフォンで女児の裸体を撮影し、「誰かに言ったらばらまく」「家族も殺す」といった脅迫までしていた。犯行には強い執着心もにじむ。気になる女児を見つけると、後をつけて自宅を特定。帰宅時間や保護者が在宅しているかというメモをスマホに記録していた。約1年かけて同じ女児の行動パターンを確認するケースもあったという。
「許せない」。被害に遭った女児の保護者は、柳本被告への憎悪や嫌悪感を隠さない。
取材に応じた被害女児の祖母によると、女児は自ら被害を申告せず、保護者が異変に気付いたことで発覚した。家族に心配をかけさせまいと心の奥底に沈めようとしたのだろう。わが子の身に何が起きたかを知った保護者の心情を思うとやるせなくなる。
性犯罪は「魂の殺人」とも呼ばれる。個人の尊厳を傷つけるだけでなく、生涯にわたって癒えない傷を相手に与えるからだ。幼い子供ならなおさら、将来的にどのような影響が出るのか想像もつかない。
柳本被告は一連の手口について、大学生のころにアダルトサイトで読んだ漫画をまねたという。幼い女児ばかりを狙った背景には、自分では制御できないほどに膨らんだ性衝動があったとみられる。「中学生のころ、女の子を盗撮するようになった」と吐露。高校生のときには屋外で全裸になっての自慰行為に快感を覚えたといい、「性欲を満たすための行為がエスカレートして、性的なことに執着するようになった」と供述している。
海外では性犯罪者の強い性衝動を心理療法に加え、薬物療法(化学的去勢)で治療し、抑制しようとする取り組みが進む。性犯罪者が衝動に基づく行動を自分の意志や理性で止めるのは容易ではないからだ。
日本でも刑務所や保護観察所で心理療法に基づく再犯防止プログラムは行われているが、薬物治療は人権擁護の観点から実施していない。導入をめぐる議論も進んでいるとは言い難い。
捜査関係者は柳本被告について「抵抗できない小さな女の子に目をつけて犯行に及んでおり、許せない。強い性衝動が刑務所の(心理療法)プログラムによってどこまでおさまるのか。犯行を繰り返す恐れはある」と懸念を漏らす。
もはや性犯罪者の人権にかこつけて躊躇している場合ではない。忌まわしい犯罪から弱者を守ることを最優先に考え、薬物治療を含む実効性のある対策に向けた議論を本格化させるべきではないか。
(産経新聞の記事から引用)
性犯罪者は去勢せよ、と随分突っ込んだ記事になっています。書いたのは産経新聞の女性記者ですから、彼女の憤慨振りが伝わってきます
刑事罰に去勢を加えるかどうか、議論したところで自民党の男性議員たちは軒並み反対するのでは?
去勢とまではいかなくとも、性ホルモンを操作して一定期間性欲を減退させる治療は考えられます。ただし、性欲の減退によって強制わいせつに走る性犯罪者は減らせるとして、盗撮行為の歯止めになるかどうかは詳細な研究が必要でしょう
柳本被告の場合、中学生時から盗撮を繰り返していたそうですから、性的逸脱行動の根は深いと思われます。女児の下校時間を付け狙い、家の様子をうかがい(保護者が留守かどうかまで確認し)、行動パターンを把握して犯行に及びという過程そのものに性的興奮を覚え、夢中になり、飽きることを知らない性分なのでしょう。同様に、下着泥棒の中にも各家庭の物干し場を観察し、いつどのような下着が干されているか情報収集した後に盗むという、マニアックな行動をする人物もいます
そのエネルギーと時間を勉強なり仕事なりに振り向ければよいものをと思うのですが、勉強や仕事では性的興奮は味わえないので力が入らないのでしょう
捕まったら重罪に問われると頭の片隅にはあるものの、自身の行動を制御できず、こうした逸脱行為に熱中してしまうものと考えられます
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