沼津殺人バラバラ事件 殺害認める供述

沼津市の会社員宅から磐田市在住の女性のバラバラ遺体の一部が発見された事件の続報です
逮捕された土屋容疑者は取り調べの中で、被害者である伊藤亜佑美さん殺害を認める供述を始めた、と報じられています
地元の静岡新聞は伊藤さんの人となりについて、随分と掘り下げた報道をしています。まるで週刊誌の記事みたいで、そこまでプライバシーに踏み込んで報じる必要があるのかと思ってしまいます。その一部を引用します


同署は同日、司法解剖の結果、死因は頭部打撲による外傷性くも膜下出血と頸部(けいぶ)圧迫による窒息死と発表した。県警は、2人が静岡市内で会った後、何らかのトラブルがあって女性が殺害されたとみて、殺人容疑も視野に事件の全容解明を進める。
関係者によると、容疑者は21日に電車でJR静岡駅まで向かい、駅周辺で女性の乗用車に乗車した。2人は会う約束をしていたとみられる。
磐田署は22日、女性の家族から行方不明届が提出されて捜査を開始した。女性の乗用車は21日午後以降、沼津市内のコインパーキング周辺から動いていないことが判明していて、県警は静岡市から沼津市まで移動するまでの経緯などを慎重に捜査している。
事件は、磐田署の捜査員が23日午前、容疑者の自宅のベランダで女性の切断された遺体を発見した。遺体の一部は車内からも見つかったという。女性の行方は、携帯電話などの位置探索や、女性の親しい友人から話を聞くなどして特定したという。
磐田署は24日、証拠品として押収した容疑者宅近くのコインパーキングに止まっていた女性の乗用車と容疑者の乗用車計2台の車両について、車内の状況や付着物の有無などを慎重に調べた。
容疑者の逮捕容疑は21日、女性の遺体を自宅に遺棄した疑い。関係者によると、女性は21日朝、親族を保育園に送った後、勤務先を休むなどして連絡が取れなくなっていた。容疑者は容疑を認めている。
■青年会議所(JC)活動が接点か
死体遺棄容疑で逮捕された容疑者(31)と被害者の女性(33)が、青年会議所(JC)の活動を通じて知り合ったとみられることが24日までに、複数の関係者への取材で分かった。
関係者によると、女性は磐田JC、容疑者は三島JCに所属。2人は同時期に日本JC東海地区静岡ブロック協議会に出向し、親しくなったとみられる。三島JCは今回の事件を受け、容疑者を除名したという。
女性は今年1月に磐田JCで、まちづくりのアイデアを練るタウンプランニング委員会の委員長に就任したばかりだった。次期磐田市議選に出馬する意欲も示していた女性から相談を受けていた市議は「子育てしながら、地元への強い思いを抱いていた。経験を積めば、良い議員になるはずだった。未来ある若者が命を失ったのは地域にとって大損失」と唇をかんだ。
■被害女性 磐田の町おこしに意気込み、市議の夢も
「私には学歴はないが、人より行動力はある」。女性(33)は2022年10月、磐田市内で静岡新聞社の取材に応じ、磐田青年会議所(JC)の一員として町おこしに懸ける意気込みとともに、将来は市議会議員として市民の役に立つ夢を語っていた。
女性は浜松市出身。10歳で磐田市に移り住んだ。高校卒業後、ゴルフ場のキャディーとして働きながら2人の子を出産。母親の協力を得ながら、シングルマザーとして働き続けた。29歳の時、母親から「子どものために、土日に休める仕事をしたら」と進言されたのを機に保険外交員に転身し、法人や個人事業主への営業を担当した。JCには21年1月から所属した。
市議に憧れたのは、17年放送のテレビドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?」が契機。自身や女友達の経験から「女性は男性より社会的に弱い立場にある。市民間の情報格差も大きい」と課題を感じていた。JCを通じて同市の女性市議と知り合った。市民の悩みに耳を傾け、人と人をつないで問題解決を目指す姿を目の当たりにして、「自分は人に呼ばれたら夜中でも飛んでいく性格。私にもできるかも」と、市議選への出馬を考え始めた。
「今は目の前の生活のために働いているけど、いつか、市民の役に立つ、人を幸せにする人になりたい。ワンステップ上に行きたい」。その夢はかなわなかった。
(静岡新聞の記事から引用)


被害者である伊藤さんが随分と行動的な女性であり、磐田市議会議員選挙への立候補も検討していたのが伝わってきますが、シングルマザーとしての経緯まで書く必要があったとは思えません
土屋容疑者の側からすると、保険外交員で比較的時間に融通の効く伊藤さんは不倫の相手に丁度良かったのでは?
おそらく市議会議員選挙に出ようとしている伊藤さんの話を聞き流しつつ、応援するフリをして不倫に勤しんでいたのでしょう。また、選挙資金について、「僕の知っている人なら応援してくれるはず」などと安請け合いし、伊藤さんとの不倫継続の出汁に利用していたのかもしれません
いずれも自分の憶測であって根拠はありませんが
選挙が近づく中で、選挙資金の提供を巡って問い詰められ、殺害してしまったのでしょうか。一部のメディアはしきりに「伊藤さんとの間で金銭トラブルがあった」と書いていますが、その中身について具体的な話はないままです
また、別の報道では伊藤さんが知人に「交際相手が出来た」と話していたと伝えており、伊藤さんは土屋容疑者を交際相手とはっきり認識していたのは明らかです。既婚者だという事実を隠していたのか?
まだまだ分からない点がありますので、続報に注目しましょう

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