成人式墨汁男 女装趣味の持ち主

今年も各地で荒れた成人式の様子が報じられていました。成人の年齢が20歳から18歳に引き下げられた影響もあり、20歳を対象に成人の集いを開催する自治体もあれば、18歳を集めて式典を開催する自治体もあり、よくわからない状況です
さて、成人式にまつわる事件として目についたのが、北九州市の墨汁事件です。北九州といえば女性がド派手な花魁に扮し人力車で会場入りするとか、毎年ニュース番組で取り上げられます
が、今回は成人女性の振り袖に墨汁をかけるという陰湿な事件が複数件起きています


福岡県北九州市で「二十歳の記念式典」が開かれた1月8日、女性の振り袖に、墨汁とみられる液体がかけられる被害が続出。24日、器物損壊の容疑で逮捕されたのは、平井英康容疑者(33)だ。捜査関係者が語る。
「コンビニの防犯カメラの映像から、平井容疑者が捜査線上に浮上し、逮捕に繋がりましたが、本人は犯行を否認しています。同様の事件が式典の会場付近で11件発生しており、関連を調べています」
犯行現場のコンビニ従業員が、事件当日の様子を語る。
「トイレを使った振り袖姿の女性が、お母さんと一緒に店の外から慌てて戻ってきて、『おしぼりを貸してください』と言うんです。何事かと思ったら、トイレ前や手洗いのところがひどく汚れていて、黒い液体が入口のところまで点々と滴った跡がありました。見ると、彼女の振り袖の内側まで黒い線が走っているんです。犯人は、相当近づいてかけたんでしょうね。晴れの日にこんなひどいことをするなんて…許せません」
平井容疑者の逮捕に驚きを隠せないのは、彼が所属していた合唱団仲間のA氏だ。
「逮捕の3日前にも普通に練習に来て最前列で歌っていたので、一報を聞いたときは『まさか』と思いましたよ。そのときもふだんと変わらない様子で、1月末のコンサートに向けて熱心に練習していました。本番前は自主練をしてくるような真面目な人でした。数年前、病気で入院したことがありましたが、そのときも『早く歌いたくてたまらない』と言っていたほどでした」
大学でもコーラス部に所属し、高校では自ら部を立ち上げたほど、合唱に熱を入れていた平井容疑者。しかし、別の合唱仲間であるB氏は、彼の意外な一面を明かす。
「2019年のハロウィンパーティで、セーラー服に猫耳をつけて女装していた姿が印象に残っています。SNSにも、『知り合いの子から女装しても似合うんじゃない?とハロウィンのコスプレで女装をしました笑』という文言に笑顔の絵文字をつけて、アプリで加工した写真を投稿していました。同じ時期に、女装しているプリクラ写真もSNSで見たことがあります。彼は髪の毛を長く伸ばしていて、つやつやなんです。『きれいですね』と褒めたら、すごく嬉しそうにしていました」
振り袖に墨汁とみられる液体をかけたとされる平井容疑者と、彼の女装遍歴。女装文化に詳しい明治大学非常勤講師の三橋順子氏は、今回、彼が取った行動に首をかしげる。
「一般論として、コアな女装者はそもそも女性のファッションに憧れているわけで、それを汚すという行為に走るのは理解しがたい。関係があったとしても、きわめてレアなケース。『犯人は女装マニアで、趣味がねじ曲がってこの事件に発展したのではないか』という見方があるとすれば、女装文化研究者としては不本意です。私も過去40年ほど女装の世界を見てきましたが、今回のような事例はほかに思い当たりません」
前出の合唱団仲間のA氏は、平井容疑者の動機について、彼の性格からこんな推測をする。
「合唱団にも20歳前後の女性はいますが、彼が仲よくしてるところは見たことがありません。交際相手もいなかったと思います。物静かで奥手な性格に見えました。男性にも特段仲がいい人はいなかったんじゃないかな。振り袖という装いや成人式という晴れ舞台に、何かねたみに近い思いがあったのかもしれません…」
(FLASHの記事から引用)


逮捕時、平井容疑者は成人式の会場に振袖姿の女性を見に行ったと認めていますが、墨汁をかけたとの容疑は否認しています
しかし、成人式があったとしてわざわざ振袖姿の女性を見に出かけるというのは異様な感じがします。加えて、上記の記事にある女装癖です
女装すること自体は犯罪ではありませんし、それを異常な性癖だと決めつけたり、嘲るつもりはありません
ただ、成人式の会場に振袖姿の女性を身に行くほど、平井容疑者は女装に入れ込んでいたものと推測されます。墨汁も予め用意して持参したはずであり、つまりは最初から墨汁を振り袖にかけるつもりだったのでしょう
おそらく、「自分の方がもっときれいになれるのに」との嫉妬か、屈折した思いが犯行の背景にあるのかもしれません。が、平井容疑者は決して認めないのでは?
「成人式に集まる振袖姿の女性たちに嫉妬していた」とは、彼のプライドからして認めたくないのだろうと推測します
平井容疑者に交際している女性がいなかったのは、平井容疑者は女性が好きではなく、男性が好きでもなく、女装している自分が好きだからだと思われます。平井容疑者の女装には、彼なりの物語や背景が存在し、その世界に耽溺していたのではないでしょうか?
だとしても卑劣な犯罪であり、厳しく責任を問う必要があります
服装倒錯、あるいは性倒錯については一度精神分析を受け、何がきっかけで倒錯の世界に踏み入ったのか調べてみることを勧めます

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