スシロー迷惑客　岐南工業高校建築科２年生: 夾竹桃日記

2023年02月01日

スシロー迷惑客　岐南工業高校建築科２年生

飲食店や駅などで迷惑行為をし、それを動画にしてSNSにアップするという愚か者が次々と現れます

結局、SNSも彼ら彼女らにとってはオモチャであり、遊び場であり、そこでは何をやっても許されるという感覚なのでしょう

ただ、現実社会の中では当然批判される行為であり、逸脱した振る舞いです

回転寿司のスシローで、醤油のボトルをなめたり、回転レーンの寿司に唾をつける仕草をするなどの行為をヘラヘラ笑いながらやってのける動画がアップされ、たちまち犯人探しが始まりました。現在では岐阜県立岐南工業高校建築科の２年生で「じゅんぺい」だと特定されています。まとめサイトには本名らしき名前まで挙がっていますが、当ブログでは伏せておきます

回転ずし大手「あきんどスシロー」は1日、「スシロー岐阜正木店」（岐阜市）で客の迷惑行為の動画が撮影され、1月31日に警察に被害届を提出したことを明らかにした。

動画にはテーブルに置かれたしょうゆボトルをなめる様子のほか、回転レーン上のすしや、未使用の湯飲みにつばを付ける様子が映っている。SNS（ネット交流サービス）で拡散され、「もう回転ずしに行けない」「外食するのが怖くなる」などの声があがった。ツイッターでは1日午後5時時点で約3600万回再生されている。

岐阜正木店と近隣店では既にしょうゆボトルの入れ替えや湯飲みの洗浄を行った。さらに、テーブルと回転レーンの間にアクリル板を設置するなどの対策を取る。また、スシロー全店でも要望に応じてテーブルに置かれた食器や調味料を別のものに交換するとしている。

親会社の「フード＆ライフカンパニーズ」（大阪府吹田市）によると、迷惑行為をした客と保護者から直接謝罪を受けたものの、同社は「引き続き刑事、民事の両面から厳正に対処する」としている。

SNSに店舗などでの悪ふざけを投稿し、問題となった事例は過去にも相次いでいる。

2013年8月、東京都多摩市のそば店でアルバイト従業員が食器洗い機に入り込むなどした写真をツイッターに投稿。そば店は営業を停止し、その後廃業した。この年はこうした悪ふざけをツイッターに投稿する事例が相次ぎ、「バカッター」というインターネットスラングが生まれ、流行語となった。

16年11月には愛知県常滑市のコンビニで、男性客が店頭のおでんを指でつつく、「おでんツンツン男」騒動が起き、男性は威力業務妨害容疑などで逮捕された。21年4月にも、大分県別府市の焼き肉店でアルバイト従業員4人がソフトクリームを機械から口に直接流し込む動画を投稿し、懲戒解雇された。

（毎日新聞の記事から引用）

悪ふざけなのでしょうが、反響の大きさに本人はビビってしまったようです。すでに本人と親が「スシロー岐阜正木店」に電話をし謝罪を伝えたようですが、上記の記事のように刑事と民事の両面から厳正に対処すると表明しており、刑事事件化されるのでしょう

逮捕まではされないにしても在宅で取り調べを受け、書類送検されるはずです。書類送検を受けた岐阜地検はこれを事件として岐阜家庭裁判所に送ります。ただ、本件で家庭裁判所が観護措置決定をし、少年鑑別所に本人の身柄を収容するまではしないでしょう

社会的な影響が大きいだけに審判に付し、保護観察を言い渡すものと推測します。これが刑事処分（少年事件ですが）の流れです

民事の方は本人と親を相手取り、損害賠償請求の訴訟を提起するはずです。被害金額をどう見積るかは「スシロー」次第で、一部のメディアが記事にしているような「１００億円」といった額にはならないと予想します。回転寿司業界に与えた影響は大ですが、あくまで「スシロー」の受けた実害をベースとし、賠償可能な金額にするのでは？

１００万円から５０万円くらいの請求額かなと、推測します。そこから裁判所が被害を勘案した上で賠償額を算出しますので、請求額よりも低い金額を支払うよう命じるはずです。「スシロー」としては不満でしょうが、実際に被害があったとされる範囲に裁判官は限定すると思いますので、「スシロー岐阜正木店」の売上減少分に限定し１０万円から２０万円くらいの賠償額とするのでは

ただ、インターネット界隈では「じゅんぺい」の個人情報も流出し、自宅も特定され、容姿も動画で判明しており、彼自身が悪質ないたずらのターゲットにされるのでしょう。大量の牛糞を送りつけられるとか

「じゅんぺい」の個人情報流出は止めようがありません。できるのは彼が早急かつ真摯に謝罪を表明することです。そうしないと徹底的に叩かれるでしょう

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