菓子パン盗み逃走 会社員を強盗で逮捕
この週末も各地で強盗事件が起きており、いわゆる「ルフィ一味」とは別に強盗をしている単独犯、複数犯が複数いるようです
さて、そうした強盗事件に比べると些細な事件として扱われる万引き事件を取り上げます
佐賀県のショッピングセンター内でシュークリームと菓子パンを万引きした会社員が、保安員の制止を振りほどいて車で逃走を企て、保安員に怪我をさせたもので、強盗容疑で逮捕されています
佐賀県武雄市のショッピングセンターで22日、菓子パンなどを盗み車で逃走しようとした際、車を止めようと保安員がけがをした強盗事件で34歳の会社員の男が逮捕されました。
警察によりますと、伊万里市の会社員、佐藤翔容疑者(34歳)は22日午前11時すぎ、武雄市内のショッピングセンターで菓子パンとシュークリームを盗み、車で逃走する際に、保安員2人にけがをさせた疑いがもたれています。
車を止めようとした60代の女性保安員が転倒して右手に擦り傷をしたほか、50代の男性保安員はボンネットに乗せられ駐車場内をおよそ200メートル走行され、両手の指の痛みを訴えているということです。
佐藤容疑者は調べに対し、「納得がいきません」と容疑を否認しています。
(九州朝日放送の記事から引用)
万引き犯でも、逃げようとして店員や保安員を振りほどき怪我をさせてしまえば、事後強盗扱いになります。なので、商品代金を弁済すれば警察で厳重注意を受けて終了、というわけにはいきません
現在、大手スーパーや全国展開しているコンビニエンスストアでは万引き犯に対し厳しい姿勢で臨んでおり、示談に応じない方針です。つまり逮捕された上に刑事処分を科せられる結果になります
上記の武雄市の事件も強盗致傷事件という扱いになるため、起訴された上に裁判員裁判にかけられるはずです
佐藤容疑者は「納得がいきません」などと述べているようですが、素人が屁理屈をこねても「論破」などはできないのであり、起訴されるはずです。どのような会社に勤務していたのか分かりませんが、会社からは解雇されるのでは
「200円かそこらの菓子パンで逮捕するのはおかしい」とか、「保安員が追いかけてこなければ逃げなかった」とか、「車の前に立ちはだかった保安員が悪い」とか、「保安員が車を避けずにぶつかってきたのだから、保安員のせいだ」などなど、好き放題の屁理屈をこねているものと想像します
この程度の屁理屈で警察官や検察官を屈服させたりはできません。むしろ全面的に非を認め、店や保安員に謝罪をした方がベターでしょう。示談は受け入れてもらえなくても、謝罪の意志を表明し形にすることが重要です。運が良ければ執行猶予付きの有罪判決で済むかもしれません
現在のような態度では、菓子パン2個の強盗でも実刑が下されるでしょう
(関連記事)
みのもんた次男逮捕の影響
石原真理子弁当万引きで書類送検
読売新聞女性記者が万引きで逮捕
大阪府立高の校長 値引きシール不正に貼り逮捕
北海道深川署の副署長が万引き その後自殺
カニ缶盗の警視 停職1か月の大甘処分
本庄第一高校サッカー部 韓国で集団万引き
万引きを繰り返す女性の7割は摂食障害