ガーシー議員　安保や予算で無知丸出し発言: 夾竹桃日記

2023年01月27日

ガーシー議員　安保や予算で無知丸出し発言

当初から議員としての資質、能力が疑問視されていたガーシーこと東谷義和参議院議員ですが、政治に関する発言をすればするほど、その理解不足、基礎知識の欠如が露わになります。議員に当選してから半年あまり、何も学ばず準備もしてこなかったのかと呆れます

当選したら政治家のスキャンダルを暴露する、と宣言していたものの暴露もありません。第三者から寄せられたネタを受け売りで暴露するだけでは国会議員の活動とはいえないのであり、限界でしょう

「防衛費上げても中国・ロシアに勝てない」ガーシー議員が官僚に持論展開　国会議員からは皮肉交じりの声

https://www.fnn.jp/articles/-/476729

参議院で本格論戦が始まる中、1月26日も国会を欠席したガーシー議員。国会出席に向けた準備で、持論を展開した。

2022年7月の初当選以降、一度も国会に出席していない、NHK党のガーシー参院議員（51）。

26日に始まった参議院の代表質問にも欠席した。「ガーシー」と書かれた氏名標は倒れたままだ。

現在ドバイに滞在しているガーシー議員に、FNNは25日、オンラインで単独インタビュー。

「このまま国会に出席しない場合、懲罰として登院停止などの処分が検討されること」について聞くと、ガーシー節で答えた。

（Q.“登院停止”などの処分検討について）

NHK党　ガーシー参院議員:ドバイにいるので、勝手にしてくださいって。登院してないのに登院停止にして、不登校の学生を停学にするのと一緒ですよ。支離滅裂やなって気はしますけど

国会出席への準備…“ガーシー節”さく裂

3月にドバイから帰国し、国会に初めて出席する意向のガーシー議員。インタビューの後、国会出席に向けた準備を始めた。

25日、NHK党の立花党首、浜田参院議員らとともに、財務省の職員から来年度予算案についてレクチャーを受けた。

財務省の職員:安全保障・外交とありますが、防衛費を増やさなければいけない。5年間で43兆円の防衛力整備計画を実施する

職員の説明を、何度もうなずきながら聞くガーシー議員。

防衛費の増額についても、“ガーシー節”で指摘した。

NHK党　ガーシー参院議員:防衛費上げたところで、中国とロシアが攻めてきたら、核も持っていないのに勝てるわけない。そこに予算使うんだったら、アメリカに上納金を納めて守ってもらう方が賢いでしょ

さらに、ガーシー議員は「コロナ予備費」と呼ばれる予算の使い方について指摘。

会計検査院が調査している使い道が不明な経費を持ち出し、持論を展開した。

（以下、略）

およそインターネットのニュース配信を見ていれば誰でも指摘できる程度、であり特段の見識があったりはしません。居酒屋でくっちゃべっているサラリーマンの政治談義と同等です

ガーシー議員はアメリカがなぜアフガニスタンに駐留させていた米兵を撤収させたのか、理解していないのでしょう。イスラム過激派であるタリバンがアフガニスタン内で勢力を盛り返すと、国を守るべき大統領や首相が我先にと国を捨てて逃げ出してしまいました。そんな国（アフガニスタン）を守るために米兵が命を落とすなど御免だ、というのがアメリカの考えです

ガーシー議員のように、「アメリカに金を払って守ってもらえ」などというのは無知なる者の発想でしかなく、アメリカはそんな国を守ろうとはしません。国を守ろうという気概がなければ支援するに値いしないと考えるのはアメリカだけではないのです。金を払って守ってもらえ、などとお気楽な発言をするのも、ガーシー議員がドバイにいるからなのでしょう。国会議員として日本を守ろうという気概をまったく感じません

コロナ対策として計上された予算の無駄遣いも、配信されたニュースを読んでいれば指摘できるのであり、政治家としての見識を披露しているとは思えません

国家予算の特別会計を廃止して一般会計と一本化し、旧特別会計として別枠扱いしてきた予算の中身を徹底的に予算委員会で討論するとか、斬新な提言ができれば彼を見直しますが。予算委員会は予算を審議する場であって、政治家のスキャンダルを暴く場ではありません。そんな暴露は別の場でやってもらいたいものです

さて、ガーシー議員は「自分が逮捕されても日本の経済が上向いたりしない」などの発言をしていますが、少なくとも社会の害悪を１つ取り除くことはできるのであり、速やかに逮捕されてもらいたいものです

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