四街道強盗事件　第１空挺団陸曹を逮捕: 夾竹桃日記

2023年01月22日

四街道強盗事件　第１空挺団陸曹を逮捕

関東で起きている一連の強盗事件に関係しているのかどうかは不明ですが、昨年１１月に千葉県四街道市のマンションで発生した強盗致傷事件で、陸上自衛隊第１空挺団３等陸曹の古屋聡一朗容疑者が逮捕されています。マンションの住人だった女性をいきなりメリケンサックで殴りつけて現金１１０万円を奪うという、実に荒っぽい犯行です

昨年１１月に四街道市のマンションに男が侵入し、現金を奪ったとされる強盗致傷事件で、四街道署は１８日、強盗致傷と住居侵入の疑いで陸上自衛隊習志野駐屯地（船橋市）の第１空挺（くうてい）団第２普通科大隊３等陸曹、古屋聡一朗容疑者（２８）＝千葉市花見川区瑞穂１＝を逮捕した。

逮捕容疑は昨年１１月１４日午後１時～同１５分ごろ、四街道市四街道１のマンションの一室で、同室にいた無職女性（４０）の頭などを金属製の凶器「メリケンサック」を着けた拳で殴って頭部挫傷などのけがを負わせ、現金を奪った疑い。

同署によると、容疑者は同室のインターホンを鳴らし、女性が応対した際に侵入したとみられる。近所の女性から「男女の争う声が聞こえた」と１１０番通報があった。女性と容疑者に面識はなく、防犯カメラの映像などから特定した。容疑を否認している。女性は現金１１０万円を奪われたと説明しており、同署が詳細を調べる。

同大隊の敷浪将人大隊長は「このような事案が起き誠に遺憾。隊員に対する服務指導と教育を徹底する」とコメントした。

（千葉日報の記事から引用）

一般の方には無関係の話ですが、陸上自衛隊習志野駐屯地を拠点とする第１空挺団は陸上自衛隊の中でもエリート部隊とされ、花形の存在です

空挺団とは文字通り、航空機やヘリコプターからパラシュート降下して最前線に投入される精鋭部隊を指し、第１空挺団は首都圏防衛の要とされます。志願しても体力や知力、戦術理解、銃器の取り扱いなどさまざまな基準をクリアしないと配属が認められないのだとか

その部隊に所属する２８歳の３等陸曹ですから、新人隊員を指導する立場にあったものと推察するわけですが、なぜ強盗事件など起こしてしまったのか？

ギャンブルで借金を抱えていたのか、誰かに誘われたのか？

もちろん、自衛隊員でもさまざまな刑事事件を起こす人物はいて、毎年のように複数名の逮捕者を出しています

なお、千葉県大網白里市のリサイクルショップで起きた強盗傷害事件の容疑者として逮捕されたのは三重県の自衛官であり、古屋容疑者とは別人です。が、自衛官が強盗事件で２人も相次いで逮捕されたわけで、防衛省としては頭を抱えたくなる事態でしょう

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