「フワちゃん遅刻しまくり」の記事を読んで

テレビのバラエティ番組でよく見かけるフワちゃんについて、「遅刻が多くロケや番組収録に支障をきたしている」との記事を芸能メディアが掲載しています
本人に会ったわけでもなく、テレビで彼女の言動を見ているに過ぎないのですが、おそらく注意欠陥多動障害なのだろうと想像します。自分は医師ではないので、勝手な憶測ですが
ただ、芸能メディアは本人の抱えるそうした症状には無頓着であり、単なる「遅刻魔」扱いであり「フシギちゃん」扱いのままです


ここ数日、フワちゃんに批判が殺到する事態となっている。きっかけは、1月15日に放送された『行列のできる相談所』（日本テレビ系）での “失態” だ。
「番組内でフワちゃんは、7年ぶりに活動を再開した韓国のガールズグループ・KARAと韓国ロケに。しかしパスポートを忘れてしまい、ロケに3時間の大遅刻。
活動再開にあたり、KARAが日本のバラエティ番組に精力的に出演しているときだけに、《残念》《がっかり》といった声が多く寄せられたのです」（週刊誌記者）
ほかの番組では、有吉弘行に遅刻癖を一喝されたというフワちゃん。前出の指原や、共演の多いみちょぱも、SNSで頻繁にフワちゃんの遅刻を明かしている。
2021年8月11日放送の『フワちゃんのオールナイトニッポンX（クロス）』（ニッポン放送）では、宮崎県に旅行した際の顛末を自身で明かしている。
アンミカ、青山テルマと飛行機で宮崎県の神社に行く予定だったが、つい寝坊してしまった。急いで空港までタクシーで行くが、チケットが何回やってもエラーになるため、「カウンターで怒り散らした」と告白。
だが、途中でフワちゃんは1カ月先の便を予約していたことに気づく。「日にち間違えてました」と素直に謝ったところ、スタッフは「他社含めて一番早い便を探します」と冷静に対処してくれ、無事に宮崎まで行けたという。
「2022年9月15日のTwitterでは、空港で《ひとりだから恥ずかしいけど好奇心が勝った　空港の動く椅子》と、自動運転車椅子に乗った動画を投稿。ところが《さいあく！　これやってたら飛行機乗り過ごした！　あたしの人生こんなんばっかや！》と嘆いていました。
韓国ロケへの遅刻は多くのメディアに取りざたされただけに、視聴者からは “不信感” が募っているようです。なかには、《もうロケで使わない方がいい》《飛行機に乗る仕事なんかするな》と厳しい批判も見られます。フリーで活動しているだけに、今後の仕事に影響を与えかねない一件となってしまったようです」
まずは、常態化している遅刻癖を直すところからだろう。
（FLASHの記事から引用）


おそらく芸能界では「注意欠陥多動障害（ADHD）」だと指摘したところで、「何だよ、それ」という扱いなのでしょうし、「そんなの関係ないよ」と言われておしまいなのでしょう
ただ、自分が言いたいのは彼女の抱える症状を理解した上で、周囲の誰かがサポートしてあげられる仕組みを用意するべき、という点です
注意欠陥多動障害だからといって芸能活動を禁止する理由はありませんし、フワちゃんが芸能活動をしたいのであれば尊重し、芸能事務所がしっかりとサポートしないとダメでしょう
遅刻やパスポートを忘れる、ロケ日を勘違いするといった事象は単に本人の不注意だけではないのであり、スケジュールを管理するのが本人には難しいのだという証左です。誰かが説教すれば改善する、というものではありません
彼女が自身の障害を理解できていない節も見て取れますので、まずは心療内科なりを受診し、病識をしっかり持つ必要があります。その上でマネジャーなりのサポートを受けながら、行動を改善できるよう地道に取り組めば、芸能人として活動を続けられるでしょう
「自己管理ができない人間は社会人失格」と切り捨てる方もいるわけですが、さまざまなハンディキャップを持ちながらも働き、収入を得て生活しようとする人間本来の姿を否定するのはどうか、と思います。自分はフワちゃんのファンではありませんが、彼女がその特異なキャラを生かして芸能活動をし、収入を得て暮らしを立てていこうとするなら、それもまた肯定されるべきでしょう

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