将棋A級戦 マスク外し反則の裁定は覆らず

将棋のA級戦でマスクを外したまま対局し、反則負けを言い渡された佐藤天彦九段がこれを不服として日本将棋連盟に再考を求めていた件で、反則負けとして判断は覆さないとの裁定が下されています
前回も触れたように、至極妥当な判断でしょう。1メートルもない距離で将棋盤を挟み対局しているのですから
これが屋外で4メートルもの距離を置いて対局しているならマスクは不要でだと思います
また、C級1組順位戦においても日浦8段が鼻出しマスクで対局し、立会人からマスクを正しく装着するよう3度も指導されながら従わなかったとして反則負けになっています。もはや確信犯でしょう。従えないのなら反則負けでよいのでは?


日本将棋連盟は13日、マスク不着用を理由に公式戦で反則負けとなった佐藤天彦九段(34)から提出されていた不服申立書の主張を「いずれも採用できない」とする裁定結果を文書で発表した。佐藤九段は反則負けの取り消しと対局のやり直しを求めていた。
佐藤九段は昨年10月28日に行われた第81期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の永瀬拓矢王座(30)戦の終盤、約1時間にわたってマスクを着けていなかったため、着用を義務づける臨時対局規定に違反したとして反則負けになった。
佐藤九段は昨年11月に発表した不服申立書の中で、「一度も指摘しないまま反則負けとする判定は相当性を欠く」などと主張。これに対し、同連盟の常務会は「他の反則負けも『即反則負け』となる」とした上で、臨時対局規定について「注意・警告が反則負けの要件になるとの解釈を採用することは困難」と結論づけた。
(朝日新聞の記事から引用)

猪瀬氏は、10日に行われた将棋の第81期名人戦C級1組順位戦、日浦市郎八段(56)-平藤真吾七段(59)戦で、日浦八段が鼻を出してマスクを着用していたとして、新型コロナウイルス流行を受けた臨時対局規定違反で反則負けとなった記事を引用し「おかしな規則を決めてそれに従わないなら罰する、まるで高校の校則みたいな話を大人の世界で繰り広げている。いつから日本人はこんな野暮天になってしまったのだろう」とツイートした。
猪瀬氏はかねてマスク不要論を訴えており、昨年10月の参院予算委員会で、質問開始直後はグレーのマスク姿だったものの、話しているうちに少しずつマスクがずり下がり、鼻が完全に露出した「鼻出しマスク」状態で「喫緊の話題から入ります。マスクについてです。外国人から日本が何と言われているかというと、令和のちょんまげ、顔パンツと言われている。だからね…」と岸田文雄首相への質問を開始。
(スポーツアネックスの記事から引用)


東京都知事を途中で投げ出した猪瀬直樹が何か言ってますが、説得力はありません。マスクを着用するのが野暮とか野暮でないとかの話ではないのですから
現状、コロナウィルスの感染が拡大し死亡する人も増加しており、マスクを着用するのは妥当でしょう。野暮とか野暮でないとかの話にすり替えるのは大間違いです
自宅で高齢の母親を介護している自分としては、猪瀬直樹の発言があまりにバカバカしく聞こえます。マスク着用で感染が防げるのであれば安いものです。わざわざノーマスクを貫いてコロナウィルスに感染するのは愚者の所業です

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