広島の中学教頭 盗撮準備で逮捕
冬休みが終わって新学区が始まろうという時期です。広島県の中学校教頭がバッグにペン型カメラを仕込んで盗撮しようと準備をした、広島県迷惑防止条例違反で逮捕されています。盗撮準備行為で逮捕、という例は珍しいように思います（通常は盗撮を実行したとして逮捕されるわけで）
それにしても５４歳の教頭です。職を賭けてまで盗撮しなければならない事情・理由があったとは思えません。このブログを読む女性の皆さんは、「男ってどうしてこうもバカなのか」と呆れるでしょう
広島中央署は7日、広島県呉市阿賀北8丁目、府中町立府中緑ケ丘中教頭の川西昭彦容疑者（54）を県迷惑防止条例違反（盗撮準備行為）の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、6日午後6時35分ごろ、広島市中区新天地のディスカウントストアで、ビジネスバッグに取り付けたペン型カメラを被害者のスカート内に向けた疑い。同署によると、目撃者の110番で発覚し、署員が現場に駆け付けた際には被害者は立ち去っていたという。
府中町教委の新田憲章教育長は「生徒や保護者、町民の信頼を失墜させ、誠に遺憾。法令順守と服務規律の確保を徹底する」とのコメントを出した。
（中国新聞の記事から引用）
広島はかつて教育県と呼ばれた時期がありました。広島大学教育学部が強く、広島県内の学校教諭の多くが同大学出身者で占められていたためでもあります
しかし、そんな昔噺は通用しないのであり、他県に劣らず教員による性犯罪が繰り返されているのが実態です。教頭の川西昭彦容疑者も教育委員会からの通達を職員会議で読み上げ、教員に綱紀粛正やら性犯罪防止を呼びかける立場だったはずです
盗撮にせよ、児童や生徒への性犯罪にせよ、現在では一発で懲戒免職になると承知しているのに、なぜ盗撮しようと試みたのでしょうか？
スカートの中にカメラを向けたところでパンツかストッキングしか映りません。そうと承知していても、カメラを向け盗撮せずにはいられない衝動に駆られ、自制が効かないのは、そこにパンツ以上のものがあると期待しているからでしょう
精神分析の側から考えてみます
まず、スカートの奥にはパンツでもなく、ストッキングでもなく、性の秘密である「何か」が隠されているに違いないとの先入観があり、それを確かめずにはいられなくなるから、と想定します。今どき、ヌード写真やもっと露骨な画像もインターネットでは入手できるのですが、川西容疑者が見たいのは単なるポルノ画像や動画ではなく、彼の衝動を満たしてくれるはずの「何か」なのです
フロイトはこの「何か」を、「女性にペニスがないのを確かめたいのだ」と表現していますが、別段「ペニスの有無」だけに限定する必要はありません。川西容疑者が求めるものであれば、構わないのです
インターネットでは盗撮風の演出で撮られたパンツの写真も入手できますが、川西容疑者の欲望はそれらを閲覧しても満たされたりはしないのであり、あくまで自分の手でスカートの中にある「何か」を見極めるところにあるのです。「何か」を見極めるまでは衝動に支配されたままであり、つまりは盗撮を繰り返すと考えられます
家族に内緒でペン形カメラを購入し、当日も買い物に行くと称して自宅を出たわけですが、夫がスカートの中を盗撮しようと躍起になっているとは妻も気がつかなかったのでしょう
性犯罪で逮捕され、県条例違反でも初犯なら罰金刑で済むところですが、懲戒免職は避けられません
追記：広島県教育委員会は、「教育公務員としてその職の信用を著しく損なうものであり、信用失墜行為を禁止した地方公務員法第 33 条の規定に違反する」として懲戒免職処分としています
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また熊本の中学教諭 女生徒にライン６３４件送信
