初詣で批判された立憲民主党泉代表
新年早々のつまらない諍いです
立憲民主党の泉健太郎代表が初詣として乃木神社に参拝したと公表するや、「軍人を祀る神社を詣でるとは軍国主義者か」と批判を浴びせられたというものです
批判したのは元文部科学省事務次官前川喜平です。前川は「官僚の天下りを各省ごとに斡旋する禁止」という政府の決定を無視して文部科学省を退官する官僚の天下りを斡旋したのが露見し、責任を問われて辞任した人物です。また、現職時代には「出会い系バー」に通って女性を物色していたと暴露されましたが、「女性の貧困状況を調査していたのだ」と釈明して世間を呆れさせてもいます
そんな開き直り元官僚ですが、ここ最近はすっかり「左翼系市民の希望の星」とい扱いになり、「立憲民主党の代表に前川喜平を推薦しよう」とか、「NHK会長に前川氏を推薦しよう」などの勝手連まで誕生し、指示を集めています
以下、J-CASTニュースの記事から一部を引用します
国会議員が年末年始に神社回りをすることは珍しくないが、立憲民主党の泉健太代表の年賀ツイートが波紋を広げている。訪れたのが陸軍大将の乃木希典を祭ったことで知られる乃木神社で、それを「軍人を神と崇める行為」だとして批判する声が出たためだ。
参拝で支持者を失う、という指摘がある一方で、泉氏は「近所の神社で国家繁栄、家内安全を祈ることが『軍人を神と崇める行為』とされるとは...」などと反論している。
前川氏「これにより失う支持者は、得られる支持者より多いだろう」
問題とされたツイートは、年が明けた直後の2023年1月1日0時4分、
「新年明けましておめでとうございます。2023年(令和5年)本年も、皆様どうぞよろしくお願いいたします」
というメッセージとともに、「令和五年 乃木神社御鎮座百年」の文字が入った立て看板の写真つきで投稿された。全国各地にある乃木神社のうち、東京都港区の乃木神社は1923年に鎮座祭が行われ、2023年に100周年を迎える。ツイートの写真は東京で撮影されたとみられる。泉氏の選挙区の京都3区にも乃木神社(京都市伏見区)があるが、創建は1916年だ。
なお、泉氏は2020年10月、赤い鳥居をバックに
「おはようございます!ここは東京の乃木神社のお稲荷さん。京都伏見にも乃木神社と伏見稲荷があるので親近感が湧きます」
と投稿しており、乃木神社訪問を特段問題視する様子はうかがえない。
逆に問題視したのが前川喜平・元文部科学事務次官だ。23年1月3日、泉氏の年賀ツイートを引用して
「明治天皇に殉死した長州閥の軍人を神と崇める行為」
だと批判し、「無自覚なのか意図的なのか知らないが、これにより失う支持者は、得られる支持者より多いだろう」
と主張した。
党大会あいさつでは「コアを固めながら中道の立ち位置までウイングを伸ばす」
それぞれのツイートの返信には賛否の声が入り乱れており、様々な支持層との距離感が問われる局面だと言えそうだ。泉氏は21年の代表就任以来、「ウイングを広げる」「ウイングを伸ばす」という言葉をたびたび口にしてきた。例えば22年2月の定期党大会では
「これまでの支持層を大切にしながら『コアを固めながら中道の立ち位置までウイングを伸ばす』この取り組みを進めていきましょう」
「立憲民主党こそがリベラルと中道の旗手となっていこうではありませんか」
などとあいさつしている。
(以下、略)
この他、泉代表は前川喜平の指摘に対し、「何だか息苦しいですね...。今年は幾つかの寺社を詣でましたが、近所の神社で国家繁栄、家内安全を祈ることが『軍人を神と崇める行為』とされるとは...」と言い返しており、自身の初詣に問題なしとの考えを重ねて表明しています
前川喜平は初詣で毛沢東神社かスターリン神社にでも足を運んだのでしょうか?
歴史上の人物に神格を与え、祀るという例は過去にいくらでもあり、いまさら乃木神社に目くじらを立てる必要があるのかと思うばかりです
豊臣秀吉にせよ、徳川家康にせよ。あるいは朝廷に叛旗を降る返した平将門も神田明神として祀られており、それが日本の文化です
軍人を祀った神社はことごとく破壊せよ、とでも前川氏は言いたいのでしょうか
あるいは前川氏は泉代表を引きずり下ろして立憲民主党代表の座を本気で狙っているのか?
全国に最も多く存在する神社は八幡社ですが、八幡神そのものは軍神をして崇められてきた経緯があります。八幡社が祀る八幡神の神格は応神天皇と、その母である神功皇后(応神天皇を身篭る中で兵を率いて朝鮮半島に渡り、百済や新羅、高句麗と戦った「三韓征伐」で有名)、宇佐の三女神の三柱です。その後、八幡神は五穀豊穣を司る神として敬われ、全国の村々に社が建立されました
上記の前川氏の理屈なら、全国の八幡社に詣でる国民も軍国主義者扱いです。バカバカしくて話になりません
追記:おバカな話のついでに。以前、乃木坂46を中国の御用メディアである環球時報が「乃木希典にちなんで命名された。軍国主義だ。けしからん」と批判して失笑を買った例があります。乃木坂46はオーディションの会場となった「乃木坂ビル」に由来したもので、乃木希典とは関係ありません。さらに環球時報は乃木希典を「戦犯」と書いて批判していますが、「戦犯」は狭義で第2次世界大戦時の極東軍事裁判で訴追された人物を指すのであり、日露戦争に従軍した乃木希典は「戦犯」として訴追されていません
(関連記事)
朝鮮学校無償化訴訟 前川喜平を証人と認めず
出会い系バー通いの前川元文部次官 「貧困調査」と釈明
「出会い系バーに入り浸った」前文部省次官の釈明
文部省天下り疑惑 事務次官引責辞任
靖国神社に落書き「武漢の人を皆殺し」
靖国神社爆破犯 刑務所での虐待を主張
靖国神社爆破犯の母 「息子は日本で不当な扱い」と主張
靖国神社爆弾事件の韓国人に懲役4年実刑判決
靖国神社爆破事件は「単なる愉快犯」と書くLITERA
靖国神社放火犯 韓国から再来日し逮捕
「靖国参拝はヒトラーの墓参り」発言で炎上のタレント
靖国訴訟門税払い 在日韓国人激怒
「靖国神社にA級戦犯の遺骨が」と騒ぐ韓国メディア