下着泥棒が放火 殺人未遂か
放火は明らかに犯罪であり、江戸時代なら火あぶりの刑で処刑されるほど重罪扱いでした。現在でも現住建造物等放火罪は最高刑が死刑です。これは放火によって人を殺害した場合で、加害の程度によって無期懲役または5年以下の懲役と幅が広く取られています
さて、大阪市城東区で27日に起きた住宅火災は、この家に侵入した下着泥棒による放火だと報じられています。下着泥棒が放火をするというのは、自分としては初めて耳にするケースです
12月27日に大阪市城東区で起きた住宅火災で、住宅に火をつけ、住人の女性(30代)らを殺害しようとしたとして、近くに住む無職の男(28)が逮捕されました。
放火と殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、大阪市城東区の無職・中島翔平容疑者(28)です。警察によりますと、中島容疑者は、27日、大阪市城東区東中浜の住宅に火をつけて全焼させ、住人の女性(30代)らを殺害しようとした疑いです。また、25日、女性の住宅に侵入し、下着14点(計5500円相当)を盗んだ疑いももたれています。
現場の住宅は2戸1棟で、隣の3戸1棟の住宅にも延焼したということですが、住人らは避難したため、けが人はいませんでした。
警察が、付近の防犯カメラの映像を調べたところ、25日と27日に、特徴のよく似た男が自転車で付近を徘徊する様子が捉えられていました。警察が自転車の特徴などから中島容疑者を特定して任意で事情を聴いたところ犯行を認めたため、逮捕したということです。
中島容疑者は、調べに対し、放火と下着の窃盗については認める一方、「相手を殺してやろうとまでは考えていませんでした」などと容疑を一部否認していて、警察は動機を追及する方針です。
(読売テレビの記事から引用)
金品を盗みに入った泥棒が、金目の物が見当たらないため腹を立てて放火した、という事例はあります。しかし、下着泥棒で放火までするのか、と怪訝に思ってしまいます。家の前に置かれていたタイヤに火をつけており、燃え上がれば当然住宅も延焼すると判断はできたでしょう
防犯カメラに自分の姿が写ったのかもしれないと考え、証拠を隠滅するための放火だったのか?
しかし、それならば近隣の住宅や商店の軒先の防犯カメラにも火をつけて回らないと、証拠隠滅の目的は果たせません
中島容疑者を犯行に駆り立てた衝動が何であったのか、すべて解き明かすのは不可能でも、その断片なりを知りたいものです
実際に住宅が全焼しているのですから、「殺すつもりはなかった」との弁解は通用しないでしょう。殺人未遂に問われて然るべきです
一部の情報によれば、近隣で「下着泥棒といえばあいつ」と名前が出るほど評判の悪い人物だったとか。過去にも周囲をうろつき、怪しい動きをしていたのを目撃されているのでしょう
被害者への怨恨を抱いていたのかどうか、大阪府警が捜査するはずです。何かと失態続きの大阪府警ですが、すべての警察官が怠慢というはずはなく、現場で体を張って頑張っている警察官も多いと思います
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