笛吹市主婦殺害 山口被告に懲役25年求刑

2021年10月、山梨県笛吹市の山林で女性の変死体が発見され、数日前から行方不明となっていた福祉関係の地域相談員・古屋美紀さん(54)であると判明しました。警察は古屋さんの隣に住んでいた会社員山口正司(56)を容疑者として逮捕し、起訴しています
山口被告は仕事から帰ってきた古屋さんを自宅敷地内に連れ込んで監禁し、さらに車に乗せて死体遺棄現場へ連れ出し、殺害した上で遺体を遺棄したとされます。性犯罪目当ての犯行だったようですが、己の犯行が露見するのを恐れ殺害したものと検察は主張しています


去年笛吹市で、隣の住宅に住む50代の女性をわいせつ目的で連れ去り、殺害したとして殺人などの罪に問われている56歳の被告の裁判員裁判で、検察が「極めて身勝手で悪質だ」と指摘し、懲役25年を求刑したのに対して、弁護側が量刑について争う主張を述べて結審しました。
笛吹市の無職、山口正司被告(56)は去年9月、隣の住宅に住んでいた50代の女性をわいせつ目的で連れ去り、山林で首を押さえつけて殺害したとして殺人などの罪に問われています。
8日、甲府地方裁判所で開かれた裁判員裁判で、検察は「わいせつ目的で、被害者を連れ去ったことが発覚するのを避けるために殺害したことは明らかで、その動機や経緯は極めて身勝手で悪質だ」として懲役25年を求刑しました。
一方、弁護側は「犯行の計画はずさんで、特に殺人については計画性がなく、被害者への怒りで衝動的に暴行に及んだ」として懲役14年以下が妥当だと主張しました。
裁判は8日結審し、判決は今月15日に言い渡される予定です。
(NHKの記事から引用)


初公判で山口被告は犯行を認めており、数年前から古屋さんに好意を抱くようになって犯行を企図したという話です
自宅敷地内にある自動車修理工場跡の建物内に古屋さんを連れ込んで監禁し、性交しようと試みたものの抵抗されたため「殺してしまおう」と思い至ったのだとか。何とも身勝手な犯行です
加害者宅と被害者宅は隣同士であり、山口被告には妻と3人のこどもがいるのだとか。とてもこのまま住み続けるわけにはいかないのでしょう
弁護人は山口被告に軽度の発達遅帯があり、綿密に計画を立てたり自分の衝動や攻撃性をコントロールしたりするのが難しかった、と情状を主張しています
しかし、だとしてもこの身勝手な犯行で人の命を奪っておきながら、懲役14年以下が妥当という言い分は不可解です
判決は裁判官次第なのですが、懲役23年くらいは科してもらいたいものです。本日、判決が言い渡さますので、報道を確認次第追記します
追記:山口被告に対し甲府地裁は、「事件を起こした理由は被告の劣情や自己保身で極めて身勝手であり、理不尽な犯行だ」と認定した上で、「被害者に一方的かつ執ように暴行を加えて殺害していて、人として思いやる姿勢がまったく見られない残忍なものである」と指摘して懲役24年を言い渡しています

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