宮崎知事選挙 東国原に「いまさら立候補?」の逆風

報道されているように東国原秀夫(そのまんま東)が宮崎県知事選挙へ立候補するとして活動を開始しています
東国原秀夫は宮崎県知事を1期だけ務めて退任しています。その任期中に、衆議院選挙へ自民党候補として立候補するよう要請しに来た当時の自民党古賀幹事長に、「自分を自民党総裁にしろ」と要求し周囲を唖然とさせました。「ああ、この人は野心満々で自民党総裁、首相の座を狙っているのだな」と呆れたものです
そして「宮崎をどげんかせんといかん」と言いながらも県知事を1期だけで退任し、東京都知事選挙へ立候補して石原慎太郎に破れています。その後は日本維新の会から衆議院議員に立候補して当選したものの、途中で議員辞職しました。全国的な知名度を誇る東国原ですから、いまさら1年生議員として雑巾がけから始める気はなく、党内での扱いに不満があったのでしょう。政調会長とか幹事長とか、日の当たるポストに就きたかったのにその要求が受け入れられず嫌気がさした…と想像します
そして再び宮崎県知事への返り咲きを目指しているわけですが、地元の反応が冷淡であるのは当然でしょう。いまさら出戻りの男を知事に担ぐ気になれるのかどうか?


宮崎県知事選の告示が8日に迫る中、返り咲きを狙う元職の東国原英夫氏(65)がおわび行脚を強いられている。2007年から1期で知事を退いた後に東京都知事選に出馬するなどし、不信感が根強いからだ。交流サイト(SNS)も活用してPRを強めるなど政策担当の息子と二人三脚で手探りの前哨戦を続ける。
先月19日、延岡市の事務所開き。選対本部長が「なぜ1期で辞めたのか、今まで明かさなかった真意を話していただく」と東国原氏にあいさつを振った。
東国原氏は知事在任中、牛の家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の対応に追われ、農家の飼育牛が殺処分される一方で、県所有の種雄牛を特例で避難させたことに言及。「行政訴訟を起こすと一部の業界から言われ、断腸の思いで(知事選の)2期目に出なかった」と“やむなしの辞任”を強調した。
「(投げ出し批判による)逆風は想像以上」と陣営幹部。東国原氏自身も「企業や団体を回ると、今回、8月に出馬を表明した直後より、よそよそしくなっている」と歯がみする。
そんな父を支えるのが、女優である前妻との息子で、7月まで野村総合研究所に勤めていた加藤守氏(32)だ。観光や農業、流通分野の政策立案を手がけた経験があり、退職後、選挙戦略を描くスタッフとなった。SNSでの発信を「より35歳以下にアプローチできるよう、改善が必要」と分析。無党派層の関心を引こうと、陣営は公約解説の動画を連日、公開している。
延岡の事務所開きで、東国原氏は最初の知事選立候補を機に、離婚した逸話を披露。「当時は県民から、家族一つ守れないのに宮崎県を守れるわけがないと言われた」と沸かせ、「家族は絆で結ばれている。ここに息子が…」と紹介した。
集会後、支持者は次々と加藤氏と並んで記念撮影。事務所の壁には親子で並ぶポスターも張られ、地元県議は「さすがに話題づくりは巧みだ」とうなる。
4選を狙う現職の河野俊嗣氏(58)は、こうした東国原氏の訴えに警戒を強めている。副知事として支えていた立場から「(東国原氏が1期で辞めた)当時、県民にそんな説明はしていない。知事としての役割に限界を感じた、と言っていた」と公然と批判する。
自民など複数の政党の県連や主要な経済団体の推薦を取り付け、組織主体の選挙体制を敷いた。一方、自民県連幹部は「東国原氏への『風』が、台風になるのかしぼむのか読めない」。陣営は人気閣僚に選挙戦での来援を依頼している。
知事選にはほかに元参院議員の横峯良郎氏(62)、「スーパークレイジー君」の通称で活動する政治団体代表の西本誠氏(36)も立候補を予定している。投開票日は25日。
(西日本新聞の記事から引用)


もう1人の候補であった横峯良郎は「持病悪化」を理由に立候補断念となっています。が、当選する可能性が低いと事前の調査で判明したため立候補を見送ったのではないか、という気もします。もちろん、立候補するのもしないのも当人の判断が尊重されるわけで、立候補断念を批判するつもりはありません
さて、東国原秀夫が本気で「宮崎をどげんかせんといかん」と思うなら県知事選挙への立候補は見送り、息子の加藤守氏を県議会議員に立て、2期8年は務めさせてそれから彼を県知事に立候補させるのがベターだろうと考えます(まあ、絶対にそうはしないのでしょう。息子に託すよりもオレが、オレがという人でしょうから)
息子である加藤守氏は立教大学国際経営学部卒で、アメリカのジョージタウン大学の大学院(公共政策専攻)へ進み、そこから野村総研に就職しています。頭でっかちの青二才、と思われる向きもあるでしょうが、地方自治に新風を吹き込む可能性があるのでは?

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