コスプレ撮影で薬物飲ませ 7人強姦で懲役15年判決

コロナウィルス感染拡大によってさまざまなイベントの開催が自粛されていましたが、この秋から再び各種イベントが活発に行われるようになってきました(とは言っても、相変わらずコロナウィルスによる感染は沈静化していませんが)
楽しい催しであるはずのところを逆手に取り、コスプレイベントで若いコスプレイヤーに声をかけて個人撮影を申し入れ、睡眠導入剤を飲ませて強姦する手口で犯行を繰り返していた男に懲役15年の判決が下されています
黒岩大輔被告は逮捕時49歳で、たびたびコスプレイベントに足を運んでは好みの女性を物色し、上記の犯行を繰り返していました。起訴された事件での被害女性は7人ですが、他にも被害者がいたのではないか、と思われます
送検時の報道と判決の報道の2つの記事を貼ります


コスプレ撮影中に睡眠導入剤を飲ませて女性にわいせつ行為をしたなどとして、千葉西署は21日、準強制性交と同未遂の疑いで住所不定、無職、黒岩大輔容疑者(49)を逮捕、追送検したと発表した。
同署によると、コスプレイベントで知り合った女性に個人撮影を持ちかけ、車内で撮影中に未開封のペットボトル飲料を渡し、隙を見て睡眠導入剤を入れていた。「イベントで後ろの方にいる目立たない好みの女の子に声を掛けた」などと容疑を認めているという。
逮捕、追送検容疑は2020年2月11日~昨年7月8日までの間、高校生や専門学校生ら10~20代の女性6人に対し、睡眠導入剤で眠らせて抵抗できない状態にし、車内でわいせつな行為をするなどした疑い
昨年春ごろ、同署が被害者の1人から相談を受け、捜査を進めていた。
(千葉日報の記事から引用)


令和2年2月から3年7月の間、コスプレイベントに参加した女性7人を個人撮影に誘って睡眠薬を飲ませ、性交するなどしたとして準強制性交と準強制性交未遂の罪に問われた無職、黒岩大輔被告(50)=相模原市緑区=に、千葉地裁(丸山哲巳裁判長)は2日、懲役15年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。
丸山裁判長は判決理由で、事前に睡眠薬を入手し、女性が目を離すように仕向けて睡眠薬を飲料に混入して飲ませたとし、「周到な計画に基づく巧妙な犯行だった」と指摘。「落ち度のない被害者の精神的苦痛は大きく、刑事責任は重い」と非難した。
判決によると、2年2月11日~3年7月8日、千葉県内などで女性7人に睡眠薬を混ぜた飲料を飲ませて抵抗できない状態にし、性交するなどした。
(産経新聞の記事から引用)


コスプレイヤーの方を批判するつもりはありません。が、イベントに集まる男性がすべて純粋にコスプレファンというわけではなく、黒岩被告のような変態が混じっているものとして用心する必要があります
さらに個人撮影と称して人のいない場所、車(密室と同じです)に誘い込まれないよう気をつけなければなりません。必ず複数人で行動するよう心がけてもらいたいものです
記事にある準強制性交罪とは、睡眠導入剤や酒、麻薬などを使って女性の抵抗する意志を奪った状態で強制性交に及ぶ行為を指します
いかにも「モテない男」がやりそうな犯行です
おそらく黒岩被告は独身だったのでしょうが、恋人が欲しいのではなく、ただ若い女の子を片っ端からレイプしたいと思っているのであり、結婚して温かい家庭をつくりたいとか、愛する女性と末永く幸せに暮らしたいと考えているわけではありません。ひたすら己の性欲を満たしたいだけです
刑務所から出てくる頃には60代半ばになっています。それでもなおコスプレイベント会場に足を運び、若い女の子を眺めニヤニヤして過ごすのでしょうか?
もちろん、他人に迷惑をかけないのであれば「趣味」として許容されるわけですが、年齢を考え何か社会の役に立つ活動の1つでもやってみたらどうかと
当ブログで以前に取り上げた、ロリータファッションの伝道師である青木美沙子さんは看護師の仕事を続けながら、ロリータファッションという文化を創造し発信しようと真摯に取り組んでいます
若いコスプレイヤーを眺めながら性的な欲望を膨らませているだけ、の男とは段違いです

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