千葉放火殺人 姉殺害の被告に懲役11年求刑

拾の姉を殺害した容疑で逮捕、起訴された姫野富士子被告ですが、初公判では殺害を否認した上で、息子である一倉大悟被告とも共謀していないと主張しています
息子の一倉被告は多額の借金を抱えていたとされ、姫野旬子さんを殺害しただけでなく、その元夫であった男性も殺害し、絵画など金目の物を盗み出した上で住宅に放火し証拠隠滅を図った、として逮捕されています。が、取り調べが長引いており(全面否認しているのでしょう)、公判の目処は立っていません


千葉県市川市の住宅で昨年4月、姉=当時(64)=を息子と共謀して殺害したとして、殺人などの罪に問われた無職、姫野富士子被告(62)は15日、千葉地裁(平塚浩司裁判長)の裁判員裁判初公判で、共謀も実行行為も「していない」と述べ、殺人罪の起訴内容を否認した。
息子の一倉大悟被告(32)は他に、この事件の被害者の元夫=当時(65)=に対する現住建造物等放火や殺人などの罪でも起訴された。公判期日は決まっていない。
起訴状などによると、富士子、一倉両被告は共謀して昨年4月19~23日、姫野旬子さん宅で毒性物質を含む不凍液を飲ませた上で、階段から投げ落として殺害するなどした。一倉被告はこれに先立つ同13日ごろ、殺意を持って旬子さんに不凍液を混ぜたウイスキーを飲ませたとしている。
千葉県警は、富士子被告を昨年4月に監禁するなどした疑いで一倉被告を逮捕。その後の捜査で旬子さん殺害に両被告が関与した疑いが強まり、殺人容疑で逮捕した。
(産経新聞の記事から引用)


一倉被告の裁判はまだ始まっておらず、母親と息子の間でどのような共謀がなされ、犯行での役割が分担されたのかよく分かりません。姫野被告の公判を報じる記事を幾つか読みましたが、具体的な記述が見当たらないので何とも言いようがありません
求刑内容からすると姫野被告は姉殺害だけに関与し、その役割も決して主導的なものではなかったと推測されます。姫の被告が犯行を主導したなら懲役18年くらいは求刑されたでしょう
一倉被告の方は2人の殺害と放火ですから死刑が求刑されると思われます。32歳ですから、自分で額に汗して働けば生きていけるのであり、他人の資産を奪おうという安易な考えで2人も殺害するのは、よほどの甘ちゃんなのか?
借金に追われ切羽詰まって視野狭窄になっていた節はあるにせよ、自己破産手続きをしてやり直す選択もあったのでは
一倉被告の裁判が始まれば、彼がどのような生い立ちで、なぜ多額の借金を背負うに至ったのか、週刊誌が詳細に報じるものと思います
追記:姫野富士子被告に対し、懲役9年の判決が言い渡されています。姉の様子を頻繁に息子に伝えており、なおかつ自分の合鍵で姉の家に一緒に行った点などを裁判長は指摘し、「殺害に及びやすい環境をつくり出しており、重要な役割を果たした」と認定しています

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