性犯罪者支援団体代表　強姦で懲役１０年: 夾竹桃日記

2022年11月17日

性犯罪者支援団体代表　強姦で懲役１０年

性犯罪に手を染めた者を支援するという名目の団体を設立し代表を努めていた、元性犯罪者の松本学被告はマッチングアプリで「うずしお先生」と名乗った上、多額の金銭援助を約束するふりをして知り合った女性に性関係を強要し、強制性交罪で起訴されていました

被害者は２００人ほどになるのではないかと噂されたものの、実際に立件できたのは２件でした

被害者の中には名前を出したくないとか、第三者に知られなくないなどの理由で、立件に協力できない女性もいたのでしょう

SNSで知り合った女性を脅して性的暴行を加えたとして、強制性交や強制わいせつなどの罪に問われた、性犯罪加害者の更生支援をうたう一般社団法人「さなぎの樹（き）」の代表理事、松本学被告（49）に対し、大阪地裁は16日、懲役10年（求刑懲役12年）の判決を言い渡した。中川綾子裁判長は「脅迫によって抵抗を困難にさせた悪質な事案」と述べた。

判決によると、松本被告は2020年8月、女性（当時21）の携帯電話に、女性の裸の動画と「完全にとらわれの身だよ」などのメッセージを送って脅し、女性宅で性的暴行を加えた。19年9月にはマッチングアプリで知り合った女性（当時19）にも、女性の裸の動画の拡散をほのめかすメッセージを送信して脅迫し、胸を触るなどした。

中川裁判長は「巧妙かつ卑劣な犯行手段は、身体的暴行を手段とした事案を上回る悪質さだ」と述べた。

判決は、被害者らが金銭を対価に性的行為をすることは容認していたとしつつ、「意に反した行為を強要される理由はない」とし、被告側の無罪主張を退けた。

松本被告は昨年6月にさなぎの樹を設立。法人登記によると、目的に「性暴力の加害者が、再加害を防ぐための治療共同体の運営」「犯罪被害者に対する支援」などを掲げていた。

（朝日新聞の記事から引用）

初公判で松本被告は黙秘を宣言していましたが、最後まで黙秘を貫いたのでしょうか？

公判の模様を伝える詳細な記事が見当たらなかったので、公判がどのような展開になったのかよく分かりません

弁護人は最終的に「金銭を対価として受け取るとの合意の上で性交に及んでおり、違法性はない」と主張して無罪判決を求めたようです。が、それで裁判官を納得させられるはずもなく、懲役１０年の判決となりました

ともあれ、マッチングアプリで知り合った相手を無条件に信用するのはいかがなものか、と思います

騙された女が悪いなどとは言いません。が、マッチングアプリという名称ではあっても要するにセックス相手を漁る場になっているわけで、そこに善意の男性などいるはずもなく、変態と性犯罪者予備軍しかいないと思ったほうがよいのでは？

「どこの誰とも分からない相手と知り合う」というのは随分と恐ろしい行為だと思うのですが。犯罪に巻き込まれる可能性も高いわけで

さて、松本被告はかつて性犯罪によって刑務所に服役しており、出所後になぜか性犯罪者支援事業を立ち上げました。本気で更生する気だったのか、神のみぞ知る所でしょうが、もう一度刑務所で自分のどこが間違っていたのか考えてもらいたいものです

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