韓国ソウルでハロウィン事故 150人死亡

世界各地でハロウィンの夜は羽目を外して大騒ぎをする、というのが昨今の風潮です。韓国のソウル市では梨泰院に集まっていた若者が将棋倒しになり、150人が死亡し150人が負傷したと報じられています(時間の経過とともに死者、負傷者とも増えており、最終的にどれくらいの被害になったのか明らかになるのはこれからです)
有名人が居酒屋にいるとの情報が流れ、狭い路地に人が押しかけた結果、坂道で転倒者が続出し、さらに上から折り重なるように倒れたのだとか


韓国の首都ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィーンのために集まった多数の若者らが29日夜、転倒した事故で、消防当局は30日、外国人2人を含む149人が死亡、76人が負傷したと明らかにした。現場は坂道の路地で、事件時にいた男性によると、密集した若者らが坂の下へ向かって次々に折り重なるように倒れたという。消防は多くが圧死したとみている。負傷者のうち15人は外国人。
韓国メディアは梨泰院に29日夜、数十万人が集まっていたとの推計を伝えた。営業時間などに関するコロナ対策の規制が解除されて初めて迎えたハロウィーンで、例年よりも人出が多かった可能性がある。
(共同通信の記事から引用)


そこへ行けば何か面白い体験ができるとか、祭りに自分も参加したいとか、さまざまな動機があって数十万人もの人が都市の一角に集った結果なのでしょう
人の大勢いるところが苦手な自分には理解できない動機です
最近では10月初旬、インドネシアのサッカースタジアムで観客が騒ぎ出したため、警官隊が鎮圧に乗り出して催涙ガス弾を使用した結果、パニックになった観客が押し合いになり、174人が死亡する惨事となりました
大規模なイベント開催時には観客をいかに誘導し、スムーズに移動させるかが検討されるようになり、パニックによる将棋倒しは回避されるようにはなってきましたが、ハロウィンのように誘導も規制もなく大勢の人があつまる無秩序な集まりでは今回のような事故が起こります
「楽しそうだから」というだけで出かけると命を失う危険があるわけで、自重するのが何よりでしょう

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