札幌女子大生殺害　遺体を処理できなかった: 夾竹桃日記

2022年10月29日

札幌女子大生殺害　遺体を処理できなかった

女子大生を札幌市内のアパートで殺害した容疑で逮捕された小野勇容疑者の続報です

小野容疑者はツイッターで、自殺志願者を殺害する際は「薬で眠らせた後、首の後ろの急所を刺す」と述べていたようですが、今回の瀬川結菜さん殺害は絞殺です
おそらく小野容疑者は首の後ろの急所を刺して殺す経験などないのであり（ナイフはさまざまな種類を所持していました）、ツイッターへの書き込みは嘘だったのでしょう

札幌市のアパートで10月8日、北海道小樽市に住む大学生の女性（22）が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された小野勇容疑者（53）が「遺体を処分しようと考えていたが、できなかった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。同容疑での勾留期限は31日。小野容疑者は「女性に殺害を頼まれ、首を手で絞めて殺した」とも供述しており、道警は殺人容疑での立件に向け詰めの捜査をしている。

捜査関係者によると、女性と小野容疑者は9月上旬ごろ、SNSを通じて知り合い、同27日にはJR札幌駅で会っていた。さらに10月3日正午ごろ、札幌市内で一緒に食事をし、スーパーで酒類を買った後、市内の小野容疑者宅へ行った。

司法解剖の結果、女性の死因は首を圧迫されたことによる窒息で、死後経過時間などから道警は4日前後に殺害されたとみている。

女性の家族から7日に行方不明者届が出されたのを受け、8日午後に小野容疑者宅を捜索し、室内で遺体を発見した。道警は遺体の保管状況から、小野容疑者が遺体を処分できなかったため放置したとみている。

（朝日新聞の記事から引用）

過去に２人を殺害して遺体を処理した、と小野容疑者が語っていたのも「嘘だった」と認める供述をしています。なので、遺体を解体したり薬品で溶かすといった行為も経験などなく、インターネットで検索して見つけた話を自身の体験であるかのように語っていただけと思われます

さらに、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で傭兵をしていたと自称していたのも嘘だと露見しています

戦場を駆け回ったベテランの傭兵を気取っていただけ、です

自身の足りない部分を嘘で補うというのは珍しくないのですが、なぜそんな嘘を繰り返し「元自衛隊員で海外で傭兵をしていた」というプロフィールで生きてきたのか、なぜ自殺志願者に接触しようとしたのか、が問題です

孤独な暮らしを埋め合わせるため、誰かと繋がりたかったのだろうとは想像できますが

精神障害者手帳を所持し生活保護を受けて暮らしていたとしても、札幌市の生活相談員とかソーシャルワーカーとは接触がなかったのでしょうか？

生活を立て直し、短時間でも就労するという考えはなかったようです

ツイッターで嘘の自分を演出し、自殺志願者とやりとりをするだけが生きがい、という理解できない人生です