大阪カラオケパブ殺人 無期懲役求刑
カラオケパブの女性経営者にしつこく言い寄った挙げ句、殺害したとして起訴された宮本浩志被告の公判で検察は無期懲役を求刑しています
宮本被告は「死刑をお願いします」と公言していますが、それは反省した上での発言ではなく単なる開き直りです
公判では検察官や裁判官の質問にも応じようせず、弁護人が被害者についてどう思っているのかと水を向けても沈黙したままでした
改悛の情は見て取れない以上、情状を斟酌して求刑より刑罰を割り引く必要があるのか、と思ってしまいます
大阪市北区のカラオケパブで経営者の女性を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、検察側が無期懲役を求刑しました。
起訴状などによりますと、宮本浩志被告(57)は去年6月に大阪市北区のカラオケパブで経営者の稲田真優子さん(当時25)の首や胸など複数箇所を刃物で刺して殺害した罪に問われています。
これまでの裁判で宮本被告は「判決は死刑をお願いします」「被害者遺族の意図を汲むならぜひとも死刑を下していただきたい」「私についてはいかなる質問についても答える気はありません」などと話す一方、起訴内容については黙秘していて、弁護側は「犯人性を争います」と述べていました。
10月12日に開かれた裁判に宮本被告は黒白の半そでシャツ姿で現れ、裁判長に一礼して裁判がはじまりました。
意見陳述に立った稲田さんの兄は「被告人は死刑を望んでいるが、私たちから見ればうやむやなまま現実から逃げようとしているようにしか見えない。こずるいことをしても逃しません」と述べました。
検察側は「宮本被告の靴やスーツのジャケットに被害者の血液が付着していて、被害者の重要な部位ばかりを狙った強固な殺意に基づく犯行」だとして、無期懲役を求刑しました。
判決は10月20日に言い渡される予定です。
(MBS毎日放送の記事から引用)
宮本被告は稲田さん殺害を認めているわけではありませんが、明確に否認して無罪を主張しているわけでもありません。「殺害したかどうかはともかく、死刑にしろ」と開き直っているのです
このまま検察の求刑通り、裁判官は無期懲役を言い渡すのでしょうか。となれば、宮本被告が「死刑判決以外受け入れられない」として控訴する珍しい事態になるかもしれません(もちろん、弁護人から話を聞いて「被害者が1人の殺人事件では原則として死刑判決はない」と知った上でのパフォーマンスです)
人生を投げてしまった宮本被告にすれば、無期懲役であろうと懲役25年であろうと同じであり、「どうでもいい」との心境なのでしょう
ただ、57歳の宮本被告にとって刑務所暮らしは想像以上に苦痛だと思います
日本の刑務所は刑務作業をさせる(定役を科す)のが刑罰の執行に該当するとの考えですから、刑務作業で投げやりな態度を示したり、作業を拒否するのは刑罰を拒絶すると判断され、懲罰の対象となります。懲罰を受ける際は独居房に収容され、昼間は音を上げるまでただ壁に向かって座り続ける(その間は読書もできず、横になるのも禁止です)ことになります。刑務官に食ってかかろうものなら制圧され、革手錠で拘束された状態で懲罰を受けなければなりません。苦行を体験したいのならともかく、好き好んで懲罰を受けようという受刑者はいません
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