鎮西大社諏訪神社問題 長崎くんち騒動
コロナウィルス感染の影響で昨年は自粛とされていた各地の秋祭りが、この時期開催されています
以前に取り上げたように、「長崎くんち」で知られる鎮西大社諏訪神社では70歳過ぎの宮司が巫女にセクハラを繰り返したとして裁判沙汰になっており、その影響で氏子と宮司が対立する事態に発展しています
この対立の結果を受け、代替イベント「ながさき大くんち展」が10月7日から、出島メッセ長崎で始まっています
長崎の秋の風物詩「長崎くんち」の例大祭が8日、諏訪神社(長崎市上西山町)で営まれた。新型コロナウイルスの拡大防止や宮司のセクハラ疑惑などで、国の重要無形民俗文化財に指定されている奉納踊(おどり)は3年連続で中止に。今年の例大祭は異例となる非公開で行われた。
例大祭は、長崎くんちの中日に執り行う主要神事。国家の繁栄や氏子の平安を祈念して、宮司が祝詞(のりと)をあげたり、巫女(みこ)が舞を舞ったりする。
例年100人規模で営まれてきたが、コロナ禍以降は参列者の数を絞っている。加えて宮司のセクハラ疑惑の影響で、辞任を求める氏子側とセクハラ行為を否定する宮司側が対立。昨年の例大祭では、宮司を除く責任役員6人が全員欠席。奉納踊の出番が繰り越しとなった6踊町(おどりちょう)の代表者も参加しなかった。
諏訪神社によると、今年は責任役員や踊町側から案内状を辞退する申し出があったといい、送付を見送ったという。
この日の神事は、「諸般の事情があり、祭典に出席した姿が表に出た場合に不都合が発生する人がいる」として非公開で執り行われた。神事を終えた新名紀夫権禰宜(ごんねぎ)は役員らの欠席について「致し方ないと受け止めている」とし、来年以降のくんちについては「神社側はあくまでも受け身。氏子側の判断を待っている状況」と述べた。
一方、氏子側は9月、来秋のくんち開催を前提に準備を進める方針を表明。宮司が辞任に応じない場合は「従来とは異なるくんちの在り方も検討したい」として会合を重ねていく考えを示した。
(朝日新聞の記事から引用)
諏訪神社と聞くと長野県の諏訪大社が思い浮かびます。が、長野県だけでなく全国に2千を超える諏訪神社があり、狩猟・豊漁・豊作の神として信仰を集めているのだそうです
その中でも長崎の鎮西大社諏訪神社は長野の諏訪大社に次ぐ格式と歴史のある社だとかで、諏訪大神も今回の騒動をさぞ苦い顔をして見ておられるのでしょう
騒動の責を負って宮司が退任すれば収まるのかもしれませんが、本人にその気はないようです
2019長崎くんち 本家、籠町「龍踊り」
(関連記事)
鎮西大社諏訪神社セクハラ問題 宮司開き直り
鎮西大社諏訪神社がセクハラで大揺れ
熊本大女性研究員殺害事件 懲役18年判決
熊本大女性研究員殺害事件 熊川被告の言い分
札幌作業療法士殺人 不倫の清算
震災映画のモデル男性 強姦容疑で略式起訴
78歳がラブレターを返され強迫 暴走老人事件
ストーカーになる老人
舞鶴女子高生殺害事件を考える3 無期懲役判決
舞鶴女子高生殺害事件を考える4 高裁で無罪判決
舞鶴女子高生殺人 中勝美被告は本当に無罪だったのか?