静岡の幼稚園 園児がバス閉じ込められ死亡

幼稚園児を送迎バスの中に取り残し、死亡させる事故が再び起きています。人為的なミスによるものであり、注意を払っていれば100%防げるはずであり、防がなければならないものです
つまりバスで送迎にあたっていた園長と派遣社員の女性の2人は、バスに載せた園児の数を確認するという基本を怠っていたのであり、人命を失わせる手痛い過失です


静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で、園児の河本千奈ちゃん(3)が通園バスの中に約5時間取り残されて死亡した事件で、園職員が事件当日の日中、クラスに千奈ちゃんがいないと認識していたことが7日分かった。
5日朝に千奈ちゃんがバスに乗ったことは、同乗していた派遣職員の70代女性が確認しており、園児らの登園管理アプリにも「登園」との情報が入力されていた。県警は送迎時の出欠確認の状況などについて詳しく調べている。
園は7日午前、保護者向けの説明会を開いた。市によると、園側から、理事長の70代男性が辞任する意向であるとの説明があったという。
子どもが年長クラスという男性は「幼稚園が今後どうなっていくのか聞きたい」と不安げな表情を浮かべ、足早に園へ向かった。
別の女性は、園に以前通っていた長女が本来の降車地より先の地点まで通園バスに乗せられていたことがあるといい、「乗っていることに気付かなかったと(園から)言われ、バスを利用するのをやめた」と話した。現在、園に通う長男は自分で送迎しているという。
(時事通信の記事から引用)


園長兼理事長が辞任したところで、失われた命が戻ってくることはありません。この園長が幼児教育に何十年と貢献していたとしても、園児1人を死なせてしまったという事実は揺るがないのであり、保護者から非難を浴びるのはやむを得ないところです
保護者たちは園児の死を自分のこどもの死と同一視しているのであり、まかり間違えば自分のこどもが死んでいたかもしれないと受け止め、怒っているのでしょう
今回は運転していた園長のミスであるとしても、記事には過去にも送迎を巡るトラブルが記されており、この幼稚園では以前からも送迎バスの運用や出欠確認が杜撰だったのではないか、と思われます
繰り返しになりますが、バスに乗せた園児の数を確認していれば防げた事故であり、それを怠っているのなら幼稚園だろうと保育園だろうと経営する資格はないと言わざるを得ません
行政処分を科そうと、刑事罰を科そうと、園の運営に関わっている人たちの意識を変えなければまた同じ失敗を繰り返すでしょう

(関連記事)
静岡の幼稚園 「園児閉じ込め死」裁判結審
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/503658983.html
保育園バス置き去り 元園長ら初公判で責任認める
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/202209article_46.html
保育園バス置き去り 前園長ら2人を起訴
保育園バス置き去り 元園長ら4人送検
保育園バス置き去り 浦上園長による虐待
保育園バスで置き去り 男児死亡
富山の保育園 園児への暴行で捜査
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/494406484.html
裾野市の保育園で虐待 隠蔽工作
https://03pqxmmz.seesaa.net/article/494321087.html
裾野市の保育園で虐待 保育士3人が1歳児に
車内に女児放置 竹内被告に懲役6年判決
車に女児放置 2人殺害の竹内被告初公判は2月
車内に女児放置 最初から冷房使用せず
車内に女児放置 竹内容疑者は何をしていたのか?
車に女児放置 死亡させた母親逮捕
車に幼い姉弟を放置し死亡させる 厚木市

この記事へのトラックバック