大阪養子縁組殺人 遺書発見を誤魔化した大阪府警

保険金目当てに資産家女性と養子縁組をし、殺害した容疑で逮捕された高井凛容疑者が警察内の留置場で自殺した事件の続報です
高井容疑者が留置場内で書いた自殺をほのめかす内容の便箋については、大阪府警の説明が二転三転し、限りなく怪しく思われていました。「高井容疑者が自殺をほのめかしていた」との報道があった一方、大阪府警の幹部は「逃走を計画していると(高井容疑者は)話をしていたが、自殺を考えているとは言ってなかった」と否定するコメントが報じられてもいました
結果として、福島署の留置場勤務者が自殺をほのめかす便箋を8月30日に発見し、大阪府警本部留置管理課に報告していたと判明しています
ただし、府警本部の留置管理課は「ただちに自殺に結びつくものではない」と判断し、何も対策を指示しなかったのだとか


警察署の留置場で容疑者の男が自殺した問題で、大阪府警の本部留置管理課の次長が便箋の存在を把握した日について、本来は9月1日に把握していたにもかかわらず、当初は9月2日の未明と説明し、留置管理課の次長が過去の説明とつじつまを合わせる為に虚偽の説明をしていたことが分かりました。
元会社員の高井凜容疑者(28)は、養子縁組をしていた高井直子さん(当時54)を殺害した疑いで身柄が置かれていた大阪府警福島署の留置場で、9月1日に自殺しました。高井容疑者は自殺する前、家族に宛てた便箋の中で「先に逝く」などと自殺を示唆する内容を記していました。
大阪府警によりますと、福島署の署員はこの便箋について8月30日に把握。警察本部の留置管理課の担当者に連絡したものの、「親族への感謝の言葉が記されているが、自殺をうかがわせるようなことはないので大丈夫だ」などと伝えていたということです。
さらに、大阪府警は本部留置管理課の次長が便箋の存在を把握した日について、本来は9月1日に把握していたにもかかわらず、当初は9月2日の未明と説明し、次長が過去の説明と『つじつまを合わせる為に虚偽の説明をしていた』ことが分かりました。
虚偽説明を行ったことに対して大阪府警・本部留置管理課の課長は「説明は正しくすべきであった、正確な内容をお伝えすることができなかったことについてはお詫び申し上げる」とコメントしています。
大阪府警は調査チームを発足し、自殺を防げなかった原因を解明する方針です。
(MBSニュースの記事から引用)


府警本部留置管理課長は、「性格な内容を(報道関係者に)お伝えすることができなかったことについてはお詫びを申し上げる」とコメントしているわけですが、重要なのはそこではありません。8月30日に自殺をほのめかす内容が記載された便箋を発見した、と福島署から報告があったのに、「ただちに自殺に結びつくものではない」などと間抜けな判断を下したのは府警本部留置管理課の誰なのか、です
自殺を企図していると把握したなら、私物を徹底的に点検して自殺に用いられるようなものがないか調べるよう指示するはずです
あるいは高井容疑者を福島署の留置場から、大阪府警本部の留置場に移した上で監視を強化する選択肢もあったはずです
報道関係者への説明が不十分だったのではなく、大阪府警本部の留置管理課が手酷い判断ミスをしたのであり、それを隠蔽するかのようなコメントを課長がしているわけで、自覚すら欠いているのかと呆れてしまいます
府警本部の留置管理課長を更迭するしかないでしょう

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