「日本は百済の文化植民地」と書く韓国メディア

相変わらず古代史を好き勝手に粉飾し、換骨奪胎して自分たちに都合の良い「歴史的事実」とするのが大好きな韓国メディアです
何度も書いているように、朝鮮の歴代王朝は中国を模範としていましたので、記録文書や歴史書をきちんと作成し残したのですが、その後の戦乱によって失われてしまっています。よって百済や新羅、高句麗といった王朝の歴史の詳細ははっきりせず、わずかに中国や日本の歴史書に書かれた部分から知るしかありません
それを逆手に取り、好き放題の解釈を並べるのが韓国の歴史学者であり、韓国メディアです
いつものように「日本は百済の文化植民地だ」とする寝言のような記事を書いていますので、取り上げます
慶北日報というローカル紙の記事で、韓国語のため、インターネットの掲示板「5ちゃんねる」に掲載された翻訳から引用します


[東西南北]韓国の永遠なる文化植民地、日本
ハン・ジョンギュ文学評論家
2022年8月5日、日本人の衛藤征士郎が言ったという言葉に怒りが爆発する。韓国と日本の遠い歴史を見てみると、日本人がどうして檀君の後孫に例えでそんなことを言えるのか、ひとことで言って笑える。
それもそのはずで、5世紀初め、日本の応神天皇が百済の学者、全羅南道霊岩出身の王仁博士を招請し、天皇の息子に論語と千字文、そして人性教育と礼節教育を教えることを切に頼んだ。
王仁博士の教えを基に、日本文化が発達し昨今に至った。さらに言うと、王仁博士が日本文化思想の聖人として飛鳥文化を創始した。それだけでなく、日本経済発展の土台になった高麗青磁陶磁器など技術工芸発展にも康津・霊岩の陶工が大きく貢献した。さらに重要なのは、百済の王族が日本王室を支配したという事実だ。
日本の歴史によると、百済人として最初に日本を支配した継体天皇が百済東城王の息子であり、百済武寧王の親同生だった。15代応神天皇と16代仁徳天皇父子もやはり百済国の後孫だ。それ以外にも百済聖王が高句麗との戦いに敗れて日本に逃走し、日本天皇となった。彼が29代欽明天皇だ。また、推古天皇と推古天皇その夫敏達天皇が百済の王族だった。
(以下、略)


日本に漢字を伝えた王仁博士の件は以前にも取り上げました。王仁博士については日本の古事記、日本書紀などに記述がありますが、先述のとおり韓国には王仁博士の名を記した古文書は存在しません。全羅南道霊岩出身というのは韓国で勝手に決めただけで、裏付ける史実はないのです。加えて、王仁博士が日本に来た5世紀初めには「千字文」は存在せず、6世紀になって作られたものです。なので、本当に王仁博士が百済文化を日本に授けたかどうかは疑義があるわけです(江戸時代、新井白石も疑義を唱えています)
それに「千字文」も「論語」も中国の文化であって、百済の文化ではありません。なので日本が百済文化の恩恵を受けているとの表現は大間違いであり、中国文化の影響こそが大きかったというのが実際です
さらに百済の王族こそが天皇であるとの決めつけは笑うしかありません。百済の王族の系譜、歴史に不明な部分があるのをよいことに、日本に渡って天皇になったと決めつけるのですから
もし応神天皇が百済の王族の子孫だというのなら、応神天皇の母である神功皇后も百済の王族の子孫となります。韓国の歴史家たちは神功皇后による三韓征伐(妊娠中の神功皇后が兵を率いて朝鮮半島へ攻め入り、百済・新羅・高句麗と戦ったという伝承)を頑として認めないわけですが、それはあまりに身勝手でしょう。三韓征伐は「古事記」や「日本書紀」に書かれており、王仁博士に関する記述は認めて、神功皇后の事績は認めないというのは筋が通りません。まあ、これが自分たちに都合の良い伝承や歴史書の記述の一部だけを認め、それ以外は認めない韓国の歴史観なのですが

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